戌年におすすめの本 「犬声人語(けんせいじんご)」 ことわざの1語を「犬」に変えたら
去年、本屋さんで一目ぼれした「犬声人語」という本。
柴犬大好きで、表紙だけで読む前から最高なのがわかりました。即レジに持って行きました。
タイトルはもちろん、朝日新聞朝刊の“天声人語”からつけられています。
2016年発売で、なぜ最近まで気づかなかったのか不思議ですが…。
戌年の今この本が読めてうれしいです。帯の犬山紙子さんの本については以前記事にもしたことがあります。
有名なことわざのうち一文字を「犬」に替え、それについてイラスト付き解説が見開き2Pに書かれています。
帯にあるのは
「運を犬に任せる」
「一寸先は犬」
「質実剛犬」など、見るだけでワクワクします。
「一寸先は犬」を例に挙げます。
ネタ元の“一寸先は闇”の意味は
一寸先は闇=ほんの少し先のことも全く予知できないことのたとえ。
(デジタル大辞泉より)
そして、“一寸先は犬”の解説を抜粋します。
一寸先は犬=目の前に犬がいて、他は何も見ることができない状態のこと。
つまり、「この先は、犬しか見えないほど幸せいっぱいなことが起こる」という意味である。
とってもすてきです!こっちで覚えたいヾ(≧▽≦)ノ
他に、このようなことわざ(ほんもの)が変えられています。
「寝耳に水」
「背水の陣」
「三人寄れば文殊の知恵」
犬に対する愛がこもっていて心洗われます。
解説文は石黒謙吾さんで、「盲導犬クイールの一生」のほかビジネス書なども書かれている多彩な方です。
前にタイトルをみて気になっていた、「もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら」もプロデュースされていたとは知りませんでした。
イラストは雲がうまれるさん。糸井重里さん大絶賛で、ほぼ日SHOPでグッズも販売されています。こないだほぼ日手帳も買ったというのに、ぜんぜん気づきませんでした。
犬山紙子さん、文豪たちが~の本、ほぼ日SHOPでニアミスしながらも出会えてよかったです(^^;)
でも実は読むのがもったいなくて、あまり読んでません…。1年かけて、じっくり読みたいと思います。
【昨日の一日一新】
ゆで太郎
綾野 真紀
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