老舗のミニシアター 名演小劇場で香港映画“欲望の翼“を観てきました
久々に、名演小劇場という映画館に行ってきました。
夜撮ったためぼんやりした画像ばかりでした。栄と新栄町の間の便利な場所です。
昔は演劇がメインの劇場でしたが、リニューアルして映画館になりました。いまも時々演劇もやるそうです。
最も自由で民主的な文化を創造する場として有志の手で設立された老舗劇場“名演小劇場”
先日書いたシネマテークと同様、ミニシアターです。最近のものも昔の名画も両方やっていて、ふらっと行っても観たいものが絶対見つかりそうな、素敵なセレクトです。
↓これは絶対行きます。ほかにもフランス映画特集などあるそうで、行きたい!です。
こちらはスクリーンは1Fがサロン2(49席)、3F がサロン1(105席)と2つあります。今回はサロン2でした。映画館にあるような売店は一切なく、2Fに自販機があるだけです。持ち込みは水筒やペットボトルなど蓋つき飲み物のみ。ゆえに映画に集中できます。
ピンボケ写真ばかり続きますが、1F待合室とスクリーン入口です。
2Fの待合室と3Fのスクリーンはもっと広いので、次回行ったときに追記か別途書きます。
1Fのスクリーンは改装後に新設されました。席はこんな感じです。古い劇場だと小さい椅子だったりしますが、ここはリニューアルしているため1席あたりがわりとゆったりしています。椅子の座り心地がよくて、お尻も痛くならず映画に集中できます。
今回観たのはウォン・カーウァイ監督の1990年制作の香港映画、欲望の翼です。最終上映になんとか行けました。
客層は老若男女バラバラで、ほぼ全員お一人様!皆さんと気が合いそうです。
私はこのウォン・カーウァイ監督から香港映画にはまりました。
きっと同じような方も多いと思います。先日行った講座仲間の鈴木恭子さんもそうでした。ただ映画を観て憧れていただけの私と違い、彼女は香港の大学に行ってさらに写真家になられました。身近にいなかったので、出会えてうれしい!今度ゆっくりお話ししたいです。
ハマったというわりに、実は欲望の翼は当時観ておらず(観始めてから気づいた)、新鮮な気持ちで観られました(どないやねん)。
日本での上映時期は1992年で、私はその次の作品の恋する惑星(1995年日本公開)からハマったので観そびれたようです。ちょうど税理士試験の勉強を始めた頃でしたし。
ただ恋する惑星の方は、3回ぐらい観に行ってその後もレンタルで何度も借りました。主役のひとり、フェイ・ウォンの武道館ライブは、確定申告時期に無理やり行って夜行バスで帰り、そのまま仕事をしました。いまも好きな映画ナンバーワンです。
話がそれましたが、欲望の翼を思いがけず新作のように今観られたのは良かったです。
印象的なシーンも多く、当時観てたらまた違った気持ちになり、その後の自分も違ってたかなと思います。
でも受験生&仕事を始めた頃のあのときでは、ちょっと刺激が強すぎたかも。
今の自分にもとても響きました。観る時期ってありますよね。
名演小劇場では、続いてウォン・カーウァイ監督のブエノスアイレスと花様年華も上映します。恋する惑星は、今回東京では上映しましたが名古屋ではやらないそうで…残念。
名演小劇場はまた来月行ってきます。2F3Fと、もう少し昼間の明るい写真をとりたいです。
【昨日の一日一新】
欲望の翼
ふるさと納税お礼の品 農口尚彦研究所 農口 届く
やっと受け取れました!また紹介します。
綾野 真紀
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