水野学さんの「センスは知識からはじまる」を読みました
台風が来るので、こないだ図書館で借りてきた水野学さんの「センスは知識から始まる」
を読んでおりました。
あと1冊借りられるので、受付近くにたまたま置いてあったため借りたのですがすごく良かったです。水野学さんはくまモンや中川正七商店さんともお仕事をされていて、有名な方です。
とくにメモも取らずサーっと読んでいたのですが、センスは生まれ持ってのものかと思いきや、知識が大事だということ。
以下、引用と私の記憶とが混じった内容ですが
・センスとは知識の集積、客観的になることも大事
・新しさよりも、知っていることの延長線上にあるもの
・客観的になるには思い込みを外す→いつもと違うことをする
なかでも、私が活かしたいと思ったのは
狭い分野で豊富な知識を持っている人は、すべての事象を自分の得意分野と結びつけることができる、特異なセンスの持ち主である(P156)
確かに!
この本には大学受験時代に全部ビートルズに置き換えていた方がいたとかいてありましたが、人に伝えるにも
「それを野球に置き換えて説明して」
「それはガンダムでいうところの何?」
など置き換えてもらった方が、まともに説明を聞くよりも理解が早かったりします。(あ、私はガンダムは最初のしかわかりませんが(^^;))
ものごとの原理原則はジャンルが違えど根本は共通することも多いので、本質(その分野の普通のこと)を知っておくと、他にも役立ちます。
先日行ったドイツ菓子の料理教室でも、
・日本人とドイツ人の嗜好の違い(アルコールに弱い日本人向けに加熱してアルコールを飛ばす)
・生地の扱い方(固い生地に別のものを混ぜるときは少しずつ)
・温度管理(化学反応なので湯煎して温度を保つ)
・粉は2回ふるう(和菓子でも一緒 生地のなめらかさが全然違う)
など、テクニック以外に化学や人体の知識、また和菓子作りとも共通することがあり興味深かったです。
私も一見ムダすぎる行動を多々とっていますが(旅に出たりいろんな料理教室に行ったり、お酒を飲んだり)、ぜんぶセンスにつながっていくのか!と思うと、ちょっと気持ちが救われました。もっとセンスを磨くために頑張らねば!と思います。
このブログでは税務記事をほかで言い換えてわかり易くするのが理想で、最近全然税務記事を書いてませんが、その方が書ける気がします。
あ、でも今だと逆に和菓子教室で税務目線を入れた方が書きやすいかもしれません…。
【昨日の一日一新】
・トマトの出汁氷 キリンシティの夏メニュー、美味しかったです。
夜だけ名駅に行ったのですが、電車が9時で終わるのでデパートも6時ごろ閉店しておりました。
綾野 真紀
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