名古屋城本丸御殿に行きました
昨日は遠出はしませんでしたが、名古屋城でお花見&本丸御殿の観覧に行きました。
夕方着いたので日も暮れかかっていますが、春まつり開催中(5/6まで)は閉演時間も8時ぐらいまで延長するので(閉園時間は施設ごとに違います)ゆっくり楽しめました。
名古屋城の入場券で入れます。
夏に行きそびれたのですが、やっと行けました。正直なところ行くまでそんなに期待していなかったのですが…とても素晴らしかったです!
フラッシュをたかなければ写真撮影はOKです。室内は当時にならって行燈のような灯りのみで、日が暮れる前に入れてよかったです。約10年かけて復元されただけに見ごたえありました。中は入り組んでいて一体どこを通ったのか全然わかりませんでしたが、写真を順にあげていきます。
入る前はこの天守閣しか名古屋城のことを知らなかった歴史に疎すぎる私ですが(何度か行っているのにお恥ずかしい でも小堀遠州(私が習っている茶道)が関わっていたのは知っています)
本丸御殿も家康によって建てられた平屋建ての名建築です。資料がたくさん残っていたため復元ができたとのことです。それにしてもすごかったです。部屋の中には入らず、通路から拝観します。
玄関です。3面はうまく収まらず2面ずつしか撮れませんが、鮮やかでとてもきれいです。
表書院です。ここが本丸御殿で一番広い、正式な謁見の間とのことです。
こちらは対面所(プライベートな対面や宴席用)です。押板と違棚をアップで撮ってみました。
4つ部屋があり、京都や和歌山の四季の風物や名所が描かれているとのこと。こちらは上段之間で、今日との愛宕山が描かれています。きっと徳川家でないとここまで凝ったつくりにはできないと思います。入る前は何もわかってなかったので、茶室のようなわびさびの世界を勝手に想像していたのですが(注:茶室は大好きです)壁や襖の絵の素敵さに心奪われっぱなしでした。
天井も素晴らしいです。“二重折上げ小組格天井“と言います。雑な説明ですが、折り上げ天井(白く見える曲げ物)か格天井(格子模様)のどちらか一方でも素敵なのですが、両方取り入れおまけに曲げ物が二重+ダメ押しで黒漆仕上げとなっていて、とても豪華です。
のちに増築された上洛殿は、さらに豪華絢爛でした。6部屋あるそうで、欄間と天井がすごかったです。
こちらも個人的に好きです。
(復元ですが)狩野探幽の絵とのことです。すみません、10室のうちのどれかでこれではないかもしれませんが(^^;
帳台構の金具とのこと。部屋によって模様も違いました。
彫刻欄間です。これも全部屋違いました。
さーっと観たので40分ぐらいでしたが、たっぷり楽しめました。次に行くときは、歴史や襖絵のことなど予習してもっとじっくり見てみたいです。
お土産にはがきを2枚買いました。雑な撮り方ですみません。長いのは82円(増税後は84円)で送れます。
天守閣は入れませんが、いろんな角度から撮ってきました。
木造になるのか、エレベーターはどうするのかまだわかりませんが、私の市民税が少しでも役に立てればうれしいです。(石垣の石1つ分にもならないと思いますが)
本丸御殿の前には、金シャチ横丁の義直ゾーンに寄りました。
こちらは初めてでした。地酒の宴という日本酒飲み比べイベントをやっていました。
時間がなくて沢山飲めなかったので、今回は泣く泣く諦め、クラフトビールを頂きました。おいしかったです!柳橋市場の近くにお店があるそうで、いちど行ってみたいです。
帰りは宗春ゾーンを通りました。
お花見帰りの方でどこも一杯で、今回は寄りませんでしたが、またそのうち行くのでどこかはいってみたいです。
今回、行きはメーグルという名古屋駅から徳川美術館方面を巡回するバスに乗りました。
おもてなし武将隊のアナウンスや、屋根がシースルーで道中楽しめました。
桜の写真が少なめですが、名古屋城もあちこちで桜が楽しめました。名城公園まで行くともっと沢山あります。
連休中もイベントをやっているので、混雑するとは思いますがおすすめです。
【昨日の一日一新】
・名古屋城本丸御殿
・金シャチ横丁義直ゾーン
・ワイマーケットブルーイングのクラフトビール
綾野 真紀
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