大丸松坂屋名古屋店本館1Fにある、御園座の吉例顔見世のパネルがすてきです 過去の演目も掲示してあります
10月の御園座では歌舞伎の第五十回記念吉例顔見世公演が開催されています。もうすぐ行くので楽しみです。(去年リニューアルしてから初めてです。行ったらまた書きます。)
公演中、松坂屋名古屋店の本館1F(久屋大通側)に大きなパネルが置いてあるのを知って、行ってまいりました。総合案内所の近くでよく目立ち、どなたでも見られます。今回の公演のポスターと同じものです。
私のツイートを見てくださった方が教えてくださいましたが、大丸松坂屋=御園座の筆頭株主様とのことです。このような素晴らしいものを作ってくださって、ほんとうにありがとうございます!
いま、街のあちこちにも顔見世の案内があります。こちらは栄駅交差点で
こちらは名古屋駅の地下鉄東山線藤が丘方面行きホームへの階段のところです。
(すごく混雑するので、邪魔にならないよう気を付けて撮りました)
いつもはこれだけでも(“顔見世”などの文字だけでも)十分心満たされるのですが、松坂屋にあるパネルの写真をツイッターで見てびっくり。お練りを行きそびれたのですが、これはぜひとも行かねばと昨日行ってまいりました。
このように、柱に歌舞伎のパネルが貼ってあります。エルメスのすぐそばです。
化粧品や婦人アクセサリーなどあるフロアですが、男性でも気兼ねせず通れます。
正面から撮りました。身替座禅という今回観に行く演目の片岡仁左衛門丈の写真です。
お美しい…。鼻血がでそうです。かつて横浜アリーナで黄金期Jr.をみたときに前科があるので、ほんとに気を付けます。
こちらは午前の部の狐と笛吹きの中村梅玉丈の写真です。こちらもすてき…。
午前の部は取ってないですが、一幕だけ見られる幕見席で行けたら行きたいです。
秋物の服も見たかったので婦人服売り場も少し通りましたが、先に入口でこんな美しい写真を見てしまったあとだったので、自分なんか何を着ても無駄だと空しくなって戦意喪失。ここと7階の北海道展だけ回って帰ってきてしまいました。パネルは後に取っておくんでした。順番を考えるべきでした。
写真パネルと一緒に、過去50回分の顔見世公演の演目がずらりと貼ってありました。
すごいです!全部撮りました。
御園座の歌舞伎は5月と10月で年2回あり、10月が御園座の顔見世公演です。この松坂屋のパネル掲示には、これまでの10月の顔見世公演の演目が貼ってありました。ちなみに江戸時代の歌舞伎の始まりは11月からで、今も歌舞伎座では11月が顔見世公演ですが、御園座の顔見世公演は毎年10月、京都の南座は12月です。(南座は去年初めて行って感激しました)。
中には私が行った公演もありました。
たぶん初めて歌舞伎を見たのがこの31回公演です。
名古屋駅のテルミナ商店街の抽選で当たり、三重にいる祖母を呼んで一緒に行きました。初めて生で観て感激しました。
あとで祖母が「歌舞伎のチケット当たるなんて、真紀は騙されとらんやろかと心配しとったよ」と言ってました。私の説明が足りないばかりに、変な誤解を招いて申し訳なかったです。
こちらは尾上松緑襲名披露のときのです。当時、新之助(海老蔵)・菊之助・辰之助(=尾上松緑)の3人が平成の三之助として若手歌舞伎俳優の中で人気でした。トーク番組で見たとき、気さくでとても面白い方だったので襲名披露のとき行ってみました。
土蜘がものすごくハマってました。この頃は今よりもっとがっちりした体型だったように思います。
そしてこちらが、今月出演される片岡仁左衛門丈の襲名披露公演です。
調べたら1998年、なんと21年前でした!税理士試験合格後の、私が心身ともにヨレヨレだった頃です。
孝玉(仁左衛門&玉三郎)コンビが出ているのにもかかわらず、公演に気づくのが遅れて一旦は諦めました。が、ダメもとで電話したところ、平日の夜の部で空いている日が少しありました。迷いましたが仕事も何とが段取りがつきそうだったので、歌舞伎好きの同僚の後押しもありら思い切って行きました。
初めて観た孝玉コンビ、ものすごくよかったです!
一幕目の演目では、当時はやってた「だっちゅ~の!」まで出ました。(歌舞伎ではその時のタイムリーな話題や流行語がちょくちょく出てきます)
またこのときはプリクラが大流行していた頃で、休憩時間に撮っていたら後ろのマダム達が「私たちにも教えて!」とずらりと並ばれ、休憩時間ぎりぎりまで撮影のお手伝いをした覚えがあります。
パンフレットは今も大事に取ってあります。
右がその34回のときの顔見世、真ん中が去年12月の南座のもの、左がこの時期に発売された写真集です。美しすぎて、何度観てもため息がでます。
そして今日の産経新聞朝刊の坂東玉三郎さまの連載にも「孝・玉」の頃のブームの記事がカラー写真付きで載っていました。電子化して永久保存決定です。
この34回顔見世のときに仁左衛門&玉三郎のお2人が共演した演目は、昼の部が新聞の写真と同じ廓文章、私が観た夜の部は助六でした。
どちらもお2人の当たり役で、このときできることなら両方見たかったのですが、片方だけでも十分です。
このあとも何度か歌舞伎は観に行き、別々で観る機会はありましたが共演しているのを観たのはこのときだけなので、ほんとに行っておいてよかったです。歌舞伎座などではたまに共演されてますが、名古屋だとなかなか難しいです…。
一気に、昔歌舞伎にハマっていった頃の思い出までわーっと出てきて、話がそれてしまいました。色々書きましたけど、歌舞伎の深い知識は全然なくてイヤホンガイドを頼りに「かっこいい…」とただうっとり見ているだけなのですが、それでも楽しみです。
昼の部の引窓を幕見でなんとか行けないか予定調整してみます。
【昨日のお酒】
瓶の写真がないですが
・芋焼酎 球 喜六や中々を作っている黒木本店の芋焼酎です。アルコール度数は14度と日本酒並みの低い度数(焼酎だと25度ぐらい)なので、いつもお湯割りにする私もロックで飲んでみました。美味しかったです。
・たかちよ(詳細忘れましたがにごり&微発泡)美味しかったです。
日本酒の新年度は10/1からで、秋のお酒が色々出回ってきてます。美味しいのですごく楽しみです。
【昨日の一日一新】
・大丸松坂屋名古屋店の御園座の顔見世パネル
・ジャパンカラオケ また書きます。
綾野 真紀
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