源泉所得税及復興特別所得税のクレジット納付の際の個人な注意点 私の覚書
春は確定申告。夏は納特。秋は税務調査。冬は年末調整。多少ズレはありますが、税務版枕草子があればこんな感じでしょうか。
何回か書いてますが私はこういう暦のもとに長年過ごしてきたので、独立後はちゃんと清少納言版の四季を味わおうと思って(春はあけぼのしか覚えていないくせに)十人十色の本にも少し書いたのですが。今年はコロナ禍で睡眠時間を最優先したせいで、“春はあけぼの”を一度も見ませんでした(なんでもコロナのせいにするな)。
いま続きを再度確認したところ、“夏は夜”と“秋は夕暮れ”は外出自粛がなければ大丈夫そうですが、冬はつとめて(早朝)なんて絶対無理です。
なんか話がそれてしまいましたが、もうそろそろ源泉所得税及復興特別所得税(以下源泉所得税と略します)の納期の特例の期限ですね。書くまでもないような小ネタばかりですが、見聞きしたことを覚書しておきます。
※クレジット納付そのものの説明は割愛しました。
納付税目は010ではなく310=源泉所得税及復興特別所得税
税務署に電話したとき、話の終わりに言われました。多分電話された方全員に最後に伝達されているようです。
「納付税目は源泉所得税が似たような名前で2種類ありますが、いまは010の源泉所得税ではなく310=源泉所得税及復興特別所得税です。010は平成24年で終わりました。国税クレジットお支払いサイトなどで、自分で最初から納付情報を入力する場合は、税目を選ぶときに最初に出て来る010ではなく、痕に出て来る310を選択してください。」
お話しぶりからおそらく、H25年分以降の源泉納付なのに010で出された場合、個別に310に直していらっしゃるようです。すごく大変そう…。きっと消費税(及地方消費税)とかも同様かと思います。
税務ソフト経由で申告する場合は、税務ソフトが最新であれば大丈夫かと思いますが、それでも確認しないと毎年間違う可能性があります。税目を選ぶときに最初に010が出て来て、クレジット納付サイトだとよけいに間違いを引き起こすらしいです。
また普段からフルネームで“源泉所得税及復興特別所得税”や“消費税及び地方消費税”と言ってないので、わかっててもつい間違う人もいらっしゃるでしょうし、まさか似た名前がほかにあると思わない方も多いかと思います。私の場合、私が電子データを送信してクレジット納付はお客様側でしてもらっているので再度確認しました。ちゃんと合っててよかったですが、次回の納付時に再度ご説明します。
クレジット納付をしたときには摘要欄にその旨書く(現場が助かるとのこと)
源泉所得税の電子申告のあとの納付のパターンですが、0円申告の場合送信して終了、ダイレクト納付は日にち指定して納付手続きをする、クレジット納付はお客様側でしてもらいます。署によって対応がちがうかもしれませんが、私がお聞きした税務署では
「クレジット納付のときはクレジットのデータが上がってくるのに少し時間がかかるので、摘要欄に何日に電子申告してクレジット納付した云々書いてもらえると助かる」
と言われました。
電子申告のデータそのものもタイムラグがあるそうです。7月頭だとまだ5月分までだと言われました。私自身もデータ入力時にこの手の照合に難儀することがあるのにうっかりしていました。これはやってなかったので次から書きます。
これらは地域によって作法が違うかもしれませんし、よく考えたら当たり前のことですし、それゆえに正規に載っているルールでもないですが、自分用に覚書しました。もし参考になる部分があればご活用いただければ幸いです。
おまけ
国税クレジット納付は、事前の手続きなしで納付できるのはありがたいですが、手数料が割とかかりますし、かつ手数料を上回るポイントが付くカードはものすごく限られていますので、それでもなおメリットのある場合に使えばいいかと思います。今回、諸事情で外出できない方におすすめして好評でした。
また紙の納付書を郵送する場合ですが、到着確認が大事です。雨に濡れて使えない、郵便事故で届いてないなど色々ありました。ビニール袋に入れたり早めに確認するようにしました。
【昨日の一日一新】
・某講座受講 仕事と関係ないのですが、面白いです。また書きます。
綾野 真紀
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