プロが死守する習慣に深く感じ入る~パソコン水没防止のため、飲み物とパソコンは常に別々のカバンに
以前、パソコン関連のお仕事をされているある男性とお会いしたときに、すごく印象に残っていることがあります。
仕事ではなく気軽な趣味の集まりだったので、いつも荷物多めの私でもカバンひとつだったのに、その方はカバンを2つ持っていらっしゃいました。お仕事帰りみたいでしたが、2つとも荷物はそんなに入ってなさそうで、1つにできそうなぐらいに私には見えました。
なので何の気なく、「(1つにできそうなのに)なぜ2つ持ってらっしゃるんですか?」とお聞きしたところ
「パソコンと飲み物とは絶対に一緒のかカバンに入れないので、パソコンを持ち歩くときはカバンを分けます」とおっしゃいました。これはもう当たり前のことで、たとえどんなに荷物が少なくても(←みちのくひとり旅のメロディにのせて)、絶対飲み物とパソコンは分けられるとのこと。
パソコン水没は、下手すれば致命傷になる悲劇ですが気を付ければ避けられる事故です。私はカバン内とは違いますがパソコン水没経験者で、あれ以来飲み物は絶対に水筒に入れて、パソコンから離れたところで飲んでいます。が、移動の際はパソコンは入れる場所は背中と手前で離れているものの、同じリュックに入れるときもありました。せっかく飲み物が入れられるポケットがリュックに沢山ついているので…。
それ以来、サブバッグに入れるかこのショルダーバッグにドリンクホルダーで付ける(これはついてませんがホルダーがエコバッグと一緒にぶら下がってます)ようにしています。
普段から当たり前のように避けていらっしゃるご様子に、プロの心構えの違いを見ました。
そうは言ってもたいてい蓋はちゃんとしめるはずなので、まず心配いらないとは思いますが、一緒のカバンに入っている以上は完ぺきとは言えません。もし上から衝撃があったらボトルが破損するかもしれません。まあその場合はパソコンも一緒にダメになる可能性が高いです。
(ただし別々のカバンに入れていても持ち方が悪くて水漏れバッグに接触して水没する可能性もありますし、雨のときにしぶきで濡れる可能性もあります。それは別途で気を付けないといけません。)
それでもカバンを別にするだけで、その飲み物から水没する心配は大きく減ります。気を付ければ大丈夫なことでも、人間なので失敗することは多々あります。君子危うきに近寄らずという言葉がある通り、それらを習慣レベルで普段から避けていらっしゃるのがさすがプロだと感じました。
外出時の戸締りやガスの元栓を閉めるような当たり前レベルのことが、パソコンやITに関しては結構無防備なことが多いです。2段階認証とか。税務でもこの無意識レベルのシンプルな注意点をいくつか思い出したので、また書きます。ほかにもその分野で死守すべき習慣を見つけたら真似しようと思っています。
アイキャッチ画像は、特急ひのとりに乗ったときに嬉しくて撮りまくったときのです。飲み物とは一緒に置かず(多分)、写真撮ったらパソコンはしまいました。
【昨日の一日一新】
・夜用メディキュットレギンス
綾野 真紀
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