林真理子さんの長年書き続けるためのコツがとても参考になりました スピード、納期遵守、ネタ探しなど
朝、TVでみた林真理子さんのお話がとてもよかったので、合間にちょこちょこ聞いたのを覚書します。(ながら聞きのため私の解釈が混じりまくってます点をご了承ください)
雑誌連続掲載回数がギネス記録に
林真理子さんは今更私が説明するまでもないですが、コピーライターから始まって40年ちかくずっと作家としてご活躍され、週刊文春の連載はなんともうすぐ1700回!去年1655回のときにギネス認定されました。
他にもいくつも連載があり、小説も執筆中で、これでもコロナ禍で講演や外出などが減ってスケジュール的には楽になられたのことです。さらに別の雑誌でも1000回以上掲載されているエッセイもあるそうです。
引き合いに出すのも申し訳ないですが、このつたないブログだけでもがき苦しんでいる私は、質と量のあまりの違いに衝撃を受けました。書くのもめちゃくちゃ早かったです。
でも一応は毎日文字を書き続けているという共通点があるので、ずっとペースを維持して長年続けられる秘訣を知りたいと思って見てたらいろんな工夫がありました。
書くのが早い
執筆のもようを撮影されていましたが、書かれるのがめちゃくちゃ早く、目で追うのが追い付かないぐらいのスピードでした。パソコンではなくて手書きで、その方が断然早いとのこと。そして書き出す前に内容は決まってるので大きな書き直しなどはないとのことです。
また大量に書くので筆圧が弱くても書きやすいよう細字の油性ペンで原稿用紙にサラサラっと書かれていました。雑誌の見開き2ページ分ぐらいを45分ぐらいで書かれるそうで、このとき取材を受けながらも1本書き終えられたとのことでした。
納期遵守
職人なので、依頼通りに納期を守って納品しています、とのことでした。当たり前ですが大事なことで、だからこそずっと第一線で続けられているんだと思います。たとえ出来がいまいちなときがあってもいつかうまく書けるときもあるので、(そういうのも含めて一定のレベルのものを)コンスタントに出し続けるとおっしゃってました。スピードや納期遵守はどの仕事にも共通する大切なルールで、内容ももちろんですがそこから信頼関係も生まれて長く活躍されているんだと思いました。
女性の手記は宝庫
個人的に心にしみた内容です。小説を書くときは当時の映画のパンフレットや雑誌、写真集など文献を沢山買って調べられるとのことですが、中でもその当時の女性の手記は宝庫です、とおっしゃってました。
…それと私がいまつまらないブログを書き続けていることとは全く関係なくて厚かましい勘違いであることは重々承知しております。自分の振り返りのためにしか役立ってないし、むしろ他のことをした方がいいんではといつも思いながらゴミのような記事を書き続けてます。でももしかして将来どこかで何かの拍子でどなたかに刺さって、ゴミではなく宝の山としてネタにしてもらえるようなことがあったら嬉しいかも。
と、希望がもてました。
…こんな図々しい受け止め方が発生したとは想定されてないと思います。でも歴史の教科書などでも史実よりも当時の市民の様子などがわかる新聞の風刺画や狂歌、壁の落書きなどのほうが個人的には心に残ってます。将来どなたかに拾い上げてもらってネタが成仏することを願い、ぼちぼち続けていきます。
パーマリンクのPaperbackWriterはビートルズの曲です。(曲と記事の内容とは全然あってません)
そしてアイキャッチ画像はさらに関係ない、昨日食べたランチパックです。
【昨日の一日一新】
・ランチパックチーズケーキ風 ひのとり1周年記念のでした。美味しかったです。
綾野 真紀
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