映画『NO ハンブルク NO ビートルズ』を観ました
綾野 真紀
映画『NO ハンブルク NO ビートルズ』を観ました。
ビートルズがデビュー前に活動していたハンブルク時代がメインのドキュメンタリー映画です。メンバーのインタビュー音声のほか、ハンブルク時代の関係者のインタビュー映像やアーカイブ映像で当時の熱狂や雰囲気が追体験できました。
上映時間が１時間と映画にしては短めなので観る前は物足りないのではと思ったのですが、濃い内容で1時間でたっぷりと味わえました。
話は飛びますが、私は30年前に観た『バック・ビート』という映画でビートルズのファンになりました。ビートルズの５人目のメンバー、スチュアート・サトクリフが主人公の伝記映画で、今回のNO ハンブルク NO ビートルズと時期と場所もかぶります。
ハンブルクでハチャメチャな演奏をするビートルズを観て、LetItBeやHey Judeのイメージ（＝実はあまり好きじゃなかったのですすみません）だった印象がガラッとかわって大好きになりました。
バックビートで演奏していた初期のノリのいい曲から大ファンになって今に至ります。5年前にバック・ビートが日本で舞台化されてたのを知らなくてファンなのにお恥ずかしい、後で知って後悔してます。
このブログのカテゴリーも全部ビートルズの曲名です。いまはポールとリンゴの再来日を心待ちにしております。
アストリッド（スチュの恋人）とクラウス（アストリッドの元恋人）の最近のインタビューも見られて、お元気そうでかつ当時の心境もわかったのでうれしかったです。そう言えばバックビートを観た後にアストリッドに影響されて、髪を短くして真っ黒の服を着ていたのも思い出しました。
映画ではメンバーやファッションの変化の過程などもわかってとても興味深かったです。カイザーケラー、トップテン、スター・クラブなど出てきて「これがあのときの！」と記憶がよみがえりました。30年前に観たほうがより実感できたと思いますが、当時のハンブルクのすさまじい雰囲気などだいぶ濃かったのでワンクッション置いてからでちょうどよかったです。
映画館は違いますが映画の写真やチラシなど（UPLINK吉祥寺さんのインスタより）
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夏のビートルズ関連の映画を1本見逃してショックを受けたのですが、これからこまめにチェックします。
次はこの映画を楽しみにしてます。
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