ひとりぼっちを苦にしてましたが、ひとり税理士になってからひとりの良さがわかるようになりました
今月は、ひとり税理士の方、税理士以外のフリーの方、サラリーマンですがフリーでも活動をされている方々と沢山お会いしました。
ひとり、とかひとりでやっている、というと(私の場合ですが)一人で自立してバリバリやっているか、又はひとりぼっちか、のようなちょっとクセのある両極端なタイプを何となくイメージします。
私なぞ元から友人も少なく、ぼっちでいることも多かったので断然後者のほうに該当します。
人目を気にするので、できればひとりは避けたいけど、結局友達ともうまくやってけないので結果寂しくひとりぼっち、という流れです。
年を取って色々経験し、やっと開き直れるようになって、今やおひとりさまかつひとり税理士となりました。ひとり街道をばく進しております。
ただ、ほかの大勢の“ひとり”の方々とお会いして感じたのは、自立してバリバリ型の方ももちろんいらっしゃいますが、意外と“ふつうの人”が圧倒的に多かったです。
誤解があるといけないので補足しますが、“ふつう“というのは(私のような集団になじめず浮いてしまい、ひとりぼっちになりやすいタイプではなく)誰とでもそつなくやっていけそうなちゃんとした方という意味です。
(私ってどんだけいじけてるのかと書きながら嫌になりました。)
今やひとりでお仕事をするというのも、ごく自然なひとつの選択肢なのだと改めて思いました。
ただ皆さまとお会いしてみると、ずっと私だけかと思っていた一人ならではの苦悩や経験、皆さんも同じようにというかもっとすごいことを一通り経験されています。
そして同時にひとりになれた喜びももちろん味わっています。
私だけの孤独ではなくて、人間誰しも感じていることだということに、長年闇を抱えてひとり閉じこもっていたので気づかなかったのですが。
なんだ全然大したことなかったんだ、と思えて気が楽になりました。
お会いしたのは日頃からブログやネットでつながっている方がほとんどでしたが、こうやって実際会ってお話しすると、もっと普段の様子が垣間見えてよかったです。
わざわざ聞くまでもないちょっとした会話で盛り上がり、かなりガス抜きができました。こういうたわいない話ができる場が、ひとりでやってるととても貴重です。
なので、通常はひとりでやりながらも、時々会った方が精神衛生的にもいいなと改めて感じました。
ひとり、という負の面ばかりを孤独に背負って生きてきましたが、やっと今になってひとりの良さを味わいながら少しずつ歩み始めたところです。
また独立して感じたのは、ひとりで出来る仕事はおのずと限界があるので、同じ職業でも(よっぽどでない限り)バチバチの商売敵にならないです。
なので、無理になれ合う必要はないですが、ゆるくつながりながら切磋琢磨しあえる関係が築けていければと思います。
独立して、やっと生きやすいフィールドを見つけられた思いです。ぼちぼち根っこを下ろしてやっていこうと思います。
【昨日の一日一新】
タカギベーカリー シュトーレン
綾野 真紀
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