私でもできた、自分を客観的に見るトレーニング
自分を客観的に見るのがこわくて何事も現実を直視できていない私ですが、なぜか歌のレッスンだけは例外です。
自分で録音した歌声はなぜか平気で聴ける
自分の録音した声を聞くなど、話し方練習を習ってたときには恐ろしくて絶っっ対やらなかったトレーニングでした。動画で観るなどもってのほかです…。
でも、こと歌に関しては全く平気で、いまは(最初はこわごわでしたが)カラオケで練習するときにほぼ毎回自分でスマホで録音しています。(録音機材などなく、スマホの動画にて採点画面を撮りながらかテーブルに置いたまま撮ってるだけです)
そして帰宅後、ちょっとはうまくなっただろうかとドキドキしながら流し、相変わらずヘッタクソやなーとガッカリしつつも冷静なツッコミを入れながら聴いています。きっと他の方のほうが恥ずかしくて聴けないような歌でも吹き出さずに聴けてえらいと思ってます。
以前話し方講座を受けたとき、人前で話すのはダメでもカラオケは大丈夫な人がたまにいらっしゃると先生がおっしゃってましたが、まさに私はその典型的なパターンで、ここに活路を見出していこうと思っています。
聴いてみて意外な発見があった
技術は多少上がったものの、うまく歌おうという邪心が出てきている
聴いてみて意外な発見だったのは、習い始めた最初の頃よりも音域は広がって声の出し方も教わったので歌いやすくはなったものの、初期の頃の録音よりもヘッタクソに聞こえます。採点したときは撮ってるのですが、点数もそんなに変わってないかむしろ下がっている曲もありました。機械がすべてではないもののやはり客観的指標で参考になるので、最近はいつも採点してます。
せっかく習っているんだからうまく歌おうという邪心が出てきて、純粋に歌う喜び・楽しさというのが失せてしまっているのだと思います。下手なくせにかっこつけようとしている、鼻につく最悪な歌い方をしておりました。
いま習っている歌うたいのバラッドの歌詞、“ただ声に身をまかせ 頭の中をからっぽにするだけ”を心に刻んで、あたまをからっぽにして練習します。それにしてもこれが話し方
曲の聴き方が変わった 歌い方を細かく聴くようになった
また、以前は漫然と曲を聴いていて、せいぜいメロディーを覚えるぐらいで歌詞もテキトーに聞き流しておりました。耳がそんなにいいわけではないですが、前よりも歌手の方の歌い方を気を付けて聴くようになりました。息継ぎはここでするのかとか、裏声との使い分け、この声はどうやって発声してるんだろうとかまだその程度ですが、プロの方の見本はとても参考になります。
今までリマスター盤などは聴けたらいいやとそんなに興味がなかったのですが、聴き方がかわると、一転してすごく興味を持ちました。音楽を聴くのは好きなのでこのまま音質にもこだわって、スピーカーにも手を出し始めたらどうしようと心配になりましたが、間違って自分の声を流して機材にダメージを与えても困るのでやめときます。
今までもよくライブにも行ってましたが、今行ったら、以前とはまた違った感動が味わえるといいなと思っています。はやく生で聴ける機会が訪れますように。
このように、なぜか歌の練習に関してはほかのこととは別人のように神経が図太く積極的なので、自分でも驚いております。これをとっかかりに、仕事やプライベートにも応用できるようにしたいので、何もお役に立てない趣味ですがいま力を入れています。
【昨日の一日一新】
・エビスバー 恵比寿様の“めで鯛”大判かまぼこ 美味しかったです。おめでたいので、お正月に食べてみたいです。
綾野 真紀
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