ブラザーミュージアムに行きました その2
ブラザーミュージアムに行きました その2です。
ヒストリーゾーン 安井兄弟&父 麦わら帽子製作機械からTAKERUまで
まずはヒストリーゾーンでブラザーの歴史を学びました。
(館内は3か所以外ほぼ写真撮影OKで、一応OKのもののみ撮ったつもりですがひょっとしてNGだったものがあるといけないので適当にモザイクをかけて載せます。)
ブラザーの創業者は安井正義・実一の兄弟で、その父・兼吉の営む安井ミシン商会が安井兄弟に影響を与えたと書かれていました。
ミシン国産化の足掛かりとして、この麦わら帽子製作用水圧機を開発したとのことです。
ブラザー=ミシンのイメージが昔は強かったですが、今はプリンターやカラオケ(JOYSOUND)など多岐にわたっています。テプラもいまはキングジムですが、もとはブラザーが開発したとのことです、
なぜこんな色々なのか謎でしたが、時代の変化に合わせてコア技術を生かして色んな商品を作っていました。ワープロ、プリンター、FAXだけでなく、洗濯機や家電製品、オートバイなどもあって驚きました。
このパソコンソフトの自動販売機のTAKERU(1986年)という機械は現物がありました。ブラザーの通信技術を生かして作られたもので、今回初めて知ったのですが、当時まだパソコンがメジャーではなくて画期的過ぎて広まらなかったとのことです。
ただ、その技術はのちに通信カラオケその他もろもろに生かされました。特にカラオケに関して本当にありがとうございます。
ミシンゾーン 50台以上のミシンが壁面展示
ミシンゾーンに行きました。
実家で使っていたのと似ている懐かしいミシンがありました。
すごかったのは、壁面にのミシンコレクションです。世界初のミシン(レプリカ)、海外のアンティークミシンやブラザーの代表的機種など50種類以上あるとのことです。
インスタ用撮影スポットになっています。階段をのぼって2階からも見られます。
どれもじっくり見たかったのですが、まだ半分も見てないのでざっと見るだけで世界最古のを見逃しました。またゆっくり見ます。そんな中、ひとつのミシンが目に留まりました。
テイラーって、もしかして科学的管理法のテイラーだろうか?20年前の中小企業診断士試験で丸覚えした記憶が呼び起こされました。あのとき項目しかおさえなくて内容もしっかり覚えてなかったので、本まで買ってしまいました。別人でした。
時代はかぶってますが、科学的管理法のテイラーはアメリカの方でした。勉強してた当時読めばもっと頭に入ったかもしれません。それは置いといても、とても興味深い内容がかかれているので(怠業管理など)読んでみます。
プロダクトゾーン 通信カラオケ、プリンター、工作機械
プロダクトゾーンはカラオケからスキャナー、工作機械などいま作っているいろんな分野の製品が沢山ありました。
JOYSOUND(会社名はエクシング)を作ってくださってほんとうにありがとうございます。レーザーディスクから通信カラオケになって曲数が増えて新曲も早く入って、ものすごく便利になっていった変化はリアルタイムで実感してました。
カラオケだけでなく音楽エンタテインメント分野にも進出し、いまはテイチクも傘下に収めているとのことです。テイチクで沢山曲を出されていたご縁で、閉館した小樽の石原裕次郎記念館にあった石原裕次郎さんの等身大フィギュアが展示されていました。
最新機種のJOY SOUND MAX GO のパンフレット(業者さん向け)をもらい、
後日、JOYSOUND MAX GOのあるお店に行って利用しました。(注:ブラザーミュージアムにはカラオケ設備はありません)
このスタートボタンを押すところに通信カラオケを体感できて好きです。
いまはコロナ禍で中止してますが、ラベルライター体験もできるとのことです。
マシナリー事業もあり、工作機械も展示されていました。
私みたいな個人事業主でも使えるレーザー複合機やスキャナーなども沢山あり、想像以上にいろんな商品とその歴史を知ることが出来てとてもよかったです。30分では足りなさ過ぎて、紹介動画やボタンを押して聞くタイプの音声ガイドがありましたが全く時間がありませんでした。パンフレットはこれからじっくり見て、また半日ぐらいかけてゆっくり回りたいです。
【昨日の一日一新】
・多奈波太神社
・知多食堂
・スポーツデポ ティゴラの売り場
綾野 真紀
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