Cool Head,but Warm Heart &私が心を痛めた専門用語
昨日は税理士会の支部会で、法人税の改正論点についての研修を受けました。
内容は組織再編税制などちょっと専門的なものが中心で、大変勉強になりました。
時に冷たい専門用語…
ブログにはまとめにくいのでここでは割愛しますが、講師の方のお言葉で個人的にとても印象に残ったものがあります。
組織再編税制の完全支配関係のところで、
「“少数株主の排除”、“排除“って…。こんなきつい言葉、人に対して使ってはいけません…」
とっても悲しそうにおっしゃいました。
なんとお優しい方…ほんとにその通りです…。
Cool Head,but Warm Heart
もちろん法律は法律で、会社の経営上遵守すべきですし知識も必要なのですが、露骨すぎる専門用語のひとつひとつにショックを受けることが多々あります(私の場合)。
ただ表現はきついものの、実際はもっとマイルドで、その方が前向きかと円満に進むようなものも多いです。ゴメン誤解してた、という気持ちになります。
こんなにいちいちビビっていては、冷静な判断ができません…。
ただ会社の状況は、会計用語や勘定科目、数字などに置き換えて正しく表現しないといけませんが、その勘定の下にある様々な感情や事情を無視してはいけないと思うのです。計算だけに注目してしまいがちになるので、そこが怖いです。
まさにCool Head,but Warm Heart.
経済学者マーシャル(ケインズの師匠)の有名な言葉です。
独立行政法人労働政策研究・研修機構のコラム“労働問題研究者の資質“にわかりやすく書かれていました。
今や経済学だけでなく人間社会にかかわる学問全てに求められる資質である、とあります。それでこそ専門知識の活かしがいがあるのでしょう。
短気かついちいち心が千々に乱れるため、この仕事に向いてないかもとよく思います。が、cool headを身に付ければ強みに変えられそうと、一縷の望みが持てました。努力します。
おまけ 学習中に心を痛めた専門用語の数々
10代の頃から税理士の勉強を始めたので(今もですが)世間知らずゆえ、字面や内容で色んな専門用語に衝撃を受け、心を痛めました。
実際もっとありましたが、今思い出せたものだけでも列挙します。
内容では
- 陳腐化評価損(己のことを言われているようでつらい)
- 廃棄損(これも同じ なんでこんな運命に)
- 除却損(同上 捨てられるトラウマを抱えています)
字面では
- 死因贈与(贈与というウキウキする単語と死の組み合わせに心がついていけず)
- 圧縮記帳(内容知るまでは何て痛そう(*_*)と思った)
- 非適格合併(これも非適格の文字が心に突き刺さりました)
もっと山ほどあったはずなんですが。思い出して、目指せcool head!です。
それとwarmだなんておこがましい、どう考えても重症なbroken heartなので治療していかないと。
アイキャッチ画像は、じとっこ組合でwarm heartになったチャーハンです。
地鶏焼きを食べたあとの鉄板と脂で作ってくださいました。
【昨日の一日一新】
iPhoneクリアケースの色違い
急いで買ったのですが、とても気に入り、先に買った方にはリングをつけました。
置き型充電をするとき用と手帳型ケースのインナー用に、色違いも買いました。
綾野 真紀
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