自作のビアグラスで頂くクラフトビールの味は格別
先日買った伊勢角屋麦酒&若松屋のさつま揚げセットを昨日、自作の器でいただきました。
自作のビアグラスで頂くクラフトビールの味は格別
さつま揚げの大きさには合っているもののちょっとちぐはぐな組み合わせですが、自作の器で頂く食事はまた格別です。
陶芸教室の思い出
独立する前まで月1回陶芸教室に通っていました。復活しようと思ってますがなかなか重い腰があがりません…。過去の旅行の写真を見ていて、ブログを始める前にも色々作っていたので、こちらも覚書します。
初めての展覧会…。たしか習い始めて1年後ぐらいです。何を作ってよいかわからず、比較的ましだったのをいくつか並べました。先生が猫柳をいけてくださいました。
ほかの方の作品と明らかに見劣りしているのですが(もちろん載せません)、一応気に入っていて今もたまに使っています。手前の皿と奥の濃い色の器は焼いたときに変わった模様が偶然入って、よくわからないですがほめられて嬉しかったです。
さきほどのたこ棒を置いたお皿、勤務時代に事務所の庭にあった椿の木から葉っぱを頂いてきて、椿餅をつくったときの写真もありました。
平安時代に蹴鞠のあとなどにおやつがわりに食べていたという椿餅。お茶の席でも2月頃の季節菓子として出されます。生地はお菓子やさんによって色々で、食べ比べるのも楽しいです。私は道明寺粉で作り(たぶん一番簡単)、当時に思いをはせながら頂きました。
ビアグラスができるまで
過去にも載せていますが、ビアグラスは一番最後に作りました。これはろくろで成形したところです。
今から作ればギリギリ夏に間に合う!と、ビアグラスつくりを思い立ちました。土は伊賀焼ですが、ぎりぎりまで薄くして備前焼風に作ると美味しいビールが飲めるときいて、すごく楽しみでした。薄く成形するのは無理だったのでグラスは先生がほとんどしてくださり、私は何もしていません。お皿は途中から私が成形したので、違いは見たらよく分かると思います。
教室は月1回なので、7月に成形、8月には素焼きをして出来上がってきました。
いい感じです。釉薬も、この生地をいかすためぎりぎりまで薄めたものを作ってもらい、でも漏れない程度にしっかりつけました。
9月。こんなにすてきなものができました!
ほかのはこんな感じです。小さい器、思った色にならずちょっと残念でしたが、レンジでも大丈夫で今も元気でいます。
こんなに楽しみにして作ったのに、私としたことがずっとこのビアグラスを最初少し使っただけで、ずっと使わずにしまい込んでおりました。もともと家ではそんなに飲まず、またビールよりも日本酒や焼酎がすきなので出番が少なかったのです。が、最近クラフトビールを飲むようになり、思い出して引っ張り出してきたところ、ガラスのビアグラスで飲むよりも泡がふわーっと綺麗に立って、ものすごく美味しいのです!器でこんなにも味が違うのかとびっくりしました。
こんなすてきなグラスを眠らせていたなんてもったいない。作っていた当時の気持ちも思い出しました。独立が不安で憂鬱で、次の教室が終われば独立か、とひとりカウントダウンしてました。焼酎にも合うし、お酒に限らずお茶をいれてもいいかと思います。これからもっと活用します。
また、独立して事務所を構えたら来客用にと作ったお湯のみ。先生にお願いして書をいれてむらいました。
釉薬がもっときれいにかけられるとよかったですが、こんな感じになりました。
結局私が訪問するスタイルで開業したので、こちらも使わずに大切にとってあります。
なんてもったいない…。PCのそばで使うとこぼすのであえてコップ類はは使わず水筒にしているのですが、せっかくなので休憩の時に新茶をいれてみます。
ほかに番外編の料理教室の写真も見つかったので、また続きを書きます。
【昨日の一日一新】
・伊勢角屋麦酒 American IPL
・若松屋 たこ棒
・某講座申し込み 完全に趣味の講座です。また書きます。
綾野 真紀
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