近鉄ハイキング 酒蔵みてある記 四日市の神楽酒造を訪れました
綾野 真紀
近鉄ハイキング 酒蔵みてある記 四日市の神楽酒造を訪れました。
近鉄ハイキングで毎年冬に酒蔵をめぐるコースがあり、まだ数回しか行けてないのですがいつも楽しみにチェックしています。
酒蔵周辺の史跡や施設を巡りつつ、ゴールの酒蔵では甘酒やお酒の試飲、直売など楽しめるとても心惹かれる内容です。
コロナ前以来久々に参加しました。
一斉スタートではなく、9:20～10:50の受付時間内に間に合えばいいので安心です。
過去に10分ぐらい遅れて到着したことがあり、もしかしてまだ受付ているかもと一縷の望みをかけて行ったらちょうど長テーブルを片付け終わったタイミングでした…。
ですので余裕を持って、でもあまり早いと混みすぎているかと思って10時過ぎに着く電車に乗りました。近鉄四日市駅から湯の山線に乗り換え、乗車時はそんなに混んでいると思わなかったのですが、スタート地点の伊勢川島駅ではほとんどの乗客が降りられてホームも駅の階段もごった返し、通勤ラッシュのようでした。
スマホの通常に比べて混んでいます表示にも納得しました。
ずっとこのままゴールまで集団移動で迷わずたどり着けるのではと思ったのですが、スタート前に受付と反対側の出口の仮設トイレに寄っていたほんの10数分の間に参加者がごっそり視界から消えて完全に置いて行かれました。
皆様の健脚ぶりに驚嘆しつつ途端に心細くなりましたが、今回は４キロと比較的短いコースですしパッと見た感じ一本道なので何とかなるだろうとスタートしました。
スタート早々いきなり間違えて逆戻りましたが、あとは順調でおかげさまで無事たどり着けてよかったです。
住宅地にあった吉野地蔵尊でお参りし
鹿化川沿いを歩きました。
千本桜がとてもきれいで有名だそうで、いつか桜の季節にも歩いてみたいです。
道中ずっと先頭集団が視界に入らず不安にもなりましたが、
皆さますでにゴール地点の酒蔵で酒盛りをされておりました。立錐の余地もないのではと思ったのですがまだまだすごい余裕で、甘酒もおにぎりも何もかも揃って温かく出迎えてくださって感激しました。
以下、酒蔵の写真です。
さんぽ後のお楽しみ、いよいよ叶います。
おにぎりとかす汁と
ふるまいの甘酒
塩焼き
すべてのお酒の試飲
にごり酒もおいしかったです。1杯無料で、あとは100円で試飲できました。
とても幸せな時間でした！
酒粕も売っていたので買いました。以前頂いたことがあり、とってもおいしかったです。
ひと玉200円で、たっぷり甘酒が作れそうで楽しみです。
また日本酒だけでなくクラフトビールもありました。お土産にしようかともいましたが要冷蔵でしたので、買ってその場で頂きました。こちらもすごくおいしかったです。販売は神楽酒造で製造は伊勢角屋麦酒のペールエールでした。
ITO-BEERの伊藤さんのこと、瓶の裏を見て今回初めて知りました。
東洋紡創始者のひとりでもある10世伊藤伝七翁のが三重県で初めて地ビールを作られ、その当時の資料をもとに再現されたのがこのビールとのことです。
とても楽しかったです。ありがとうございました。
帰りは西日野駅まで歩きました。こちらは廃線となった近鉄八王子線旧室山駅の看板で、敗戦後に酒蔵に寄贈されたとこの戸です。
もともと八王子線は西日野駅より先の伊勢八王子駅まであったのですが、水害で西日野から伊勢八王子駅が休止になってのちに廃止されました。当時は近鉄でしたがいまはあすなろう鉄道になっていて帰りは西日野駅まで歩きました。
八王子線旧西日野駅跡地も通りました。
帰り道でもすてきな建物を見かけました。調べたら、ここが伊藤伝七翁が寄贈してできた市指定有形文化財の旧四郷村役場でした。
いまは四郷郷土資料館となっていました。寄りたかったのですが電車の時間が迫っていたので今回は諦めました。イベントもあるそうで、また寄ってみたいです。
四日市あすなろう鉄道で西日野駅から四日市駅に戻りました。
受付で見かけた次回の酒蔵も気になります。
酒蔵みてある記は12月から3月の土日はほぼ毎週、関西と東海の近鉄沿線沿いで開催されているのでまた行ってみたいです。ありがとうございました。
【昨日の一日一新】
3/1 0-2
ストロー付きタンブラー
日清達人厨房強力粉
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