来月ものすごく観に行きたい映画があります
名古屋シネマテークからのDMです。
上映予定のチラシがたくさん入って届くので、毎月楽しみでした。(今のところ会員継続してないので今回でラストです)
今回はとくに興味をそそられる映画が多く、今上映中のではエリック・ロメール特集、来月はデカローグのデジタルリマスター版のリバイバル上映が気になります。
デカローグは久々にタイトルを聞いて、観てないのにもかかわらず色々と記憶の扉があきました。
(シネマテークのチラシそのまま転載中です)
デカ=10、ローグ=言葉という意味で、ポーランドのクシシュトフ・キェシロフスキ監督の作品で、旧約聖書の十戒を下敷きにした全10篇の連作です。キェシロフスキ監督は、ほかにトリコロール三部作(トリコロール青の愛・白の愛・赤の愛)もとても有名です。
たぶん日本で上映されてたときは、私が映画に興味を持ちだしてシネマテークに通い始めた時とかぶっているので絶対に観てそうなのですが、なぜかトリコロールもデカローグも観てませんでした。トリコロールの公開時は税理士試験の受験期ともろかぶり中で、この頃は試験のシーズンオフの秋から年末に行ってたので、全部観る余裕はなくてアンナやゲンスブールなどの60年代をメインに絞ってたんだと思います。
デカローグもその頃誰かからすごくおすすめされた記憶があるのですが、全10篇と聞いてひるんだのか、試験シーズンと重なってたか、またテーマが重そうで当時そこまで興味がもてなかったか?理由もはっきり思い出せませんが観てません。そしておすすめしてくださった方も全然思い出せないです。でもタイトルだけはインパクトがあってすごく覚えてます。
20代のうちに観ていたら、いまとは受け止め方が違ってたかもしれず、もったいないことをしたかもと、チラシをみてちょっと思いました。
ただ、当時観たところできっと未熟すぎて受けとめきれなかったでしょう。今も年を取っただけで未熟なままで、すでにタイトルだけで観る勇気のないのが数作あります。
でもまだ今のほうが色々感じ入ることも多そうなので、このタイミングでよかったと思います。10篇×5回以上上映され、仕事終わりに観に行けそうな日程もあるのでできるだけ観ようと思っています。
私におすすめしてくれた方にも今回の上映のことを伝えたいです。約3名、うっすら心当たりがありますが、どの方も決定打に欠けます。印象に残ってる言葉って、大抵は人と単語がセットで覚えているはずなのに、こんないい加減な記憶は珍しいです。
そう思いながらこのチラシ裏面を見ていてちょっと思ったのですが、もしかして知り合いじゃなくて、雑誌か何かで(このチラシにコメントを寄せられている)侯孝賢orエドワード・ヤンのインタビューか何かを読んだだけだったのかも、という気がしてきました。
もう理由は何でもよくて、とりあえずデカローグに反応できただけで十分です。とにかく1本でも多く観に行けるように頑張ります。映画とセットで今池で食べるご飯も探します。
【昨日の一日一新】
・チーロバ
・アサヒ 生ジョッキ缶 絶対にこぼしそうだったので、買ってから冷蔵庫でしばらく静かに置いておきました。溢れずにきれいに泡がたっておいしく頂けてよかったです。
綾野 真紀
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