梅の土用干しをしました 原価計算もしてみました
6月に漬けた梅の土用干しをしました。
1カ月と少し、冷蔵庫でほっておくだけで、立派な梅干しになっていました!
干さなくても作れますが、干した方が栄養も増すそうです。
干す前の写真です。
1日干した後です。
本来は3日間干すそうですが、近年は日差しが強く、様子を見て1日でも良いそうです。
確かに、去年は3日間干したら乾きすぎて塩が結晶化し、もっとしおれた感じになりました…。今年はまず1日にしました。あと1日なら干しても良さそうです。食べたら美味しかったです。
マメ知識 土用について
土用とは、春夏秋冬の季節の変わる直前の約18日間をさすそうです。今年の夏土用は7/19〜8/6で、暑中見舞いを出す時期でもあります。
土用の丑の日の印象が強いので、夏の1日だけかと思っていました(^_^;)
本や衣類(虫干し)、田んぼ(水抜き)も、昔からこの時期に土用干しをして次に備えます。
暦って理にもかなっていて素晴らしいなと改めて感じました。
今回の原価計算
2キロ分漬けました。ざっくりですが、かかったお金は
梅 その1 1kg1200円(無農薬のをお取り寄せ)約40個弱
梅 その2 1kg300円(完熟のため見切り品 スーパーにて購入)約40個強
紫蘇 400円(200円×2)
塩 100円(50円×2)
焼酎 少量のため割愛
材料費のみで合計2000円です。
右が1200円の、左が300円のです。300円のは見切り品価格で、定価は800〜1000円だったと思います。梅干しには完熟したものを使うので、完熟した見切り品はおすすめです。
どちらも美味しかったです。そんなに差はありませんが、やはり1200円の方が少し肉厚で柔らかく、皮も薄く仕上がりが綺麗でした。300円の方はしっかり完熟していたので、より美味しく漬けられたと思います。
1.全体での1個当たり原価は
(1200+300+400+100)÷80個=25円
2.梅ごとの原価は
1200円の梅→(1200+200+50)÷40個=36.25円
300円の梅→(300+200+50)÷40個=13.75円
1200円の方が大粒で量は少ないですが、計算上同数にしました。
味としては私の舌では両者は大差がなかったです。発想としては、1で計算した全体の原価25円が原価になります。
ただ、売るとしたら、一緒くたにしていいものかどうか悩みます(売りませんが)。
原価の差が36.25-13.75=22.5円あります。
1200円の梅は無農薬ですし、実の状態も良かったです。
ここの付加価値を、売り値に反映させたいとこですが。マーケティングと原価計算、簿記の知識をフル稼働させて考えます(^_^;)
【昨日の一日一新】
今年の梅の土用干し
末富 うすべに他干菓子
お茶のお稽古でいただきました。美味しかったです!
綾野 真紀
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