エモい＝いとをかし？エモいについて考えました　これからの働き方・生き方につながる大事な言葉かもしれません

2018年5月27日 2018年5月27日

綾野真紀

Pocket

先日おそるおそる本のことを記事にしました。

『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』エモい税理士本です　私もひょっこりはんしてます

タイトルは適当なようで実は検索に引っかかりそうな“エモい”や“ひょっこりはん”などトレンドの言葉を無理やりねじ込んでおります。これが私のSEO対策です。

スベッていようがそこは気にしません。実際、Facebookでブログもリンクさせましたが皆さま大人で、さらっといいね！して＆頂戴したコメントでもこの奇妙なタイトルへのいじりは特にございませんでした。

と・こ・ろ・が。

どこかで、メガネが一瞬キラッと光った気がしました。Twitterを開くと、めがね税理士谷口さんが、私の記事をシェアしてくださっていました。

ありがとうございます！うれしかったです。ただ、よくわからないまま初めて使った“エモい”に軽くツッコミが。マジ卍と迷ってエモいにしたのですが。

ただ（普通に使ってみえるかと思ってた）お若い谷口さんでさえもよく意味が分からないとのこと。

ウィキペディアだとこう書いてありました。

エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」^]、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき、「うまく説明できないけど、良い」ときなどに用いられる。
（中略）
音楽シーンでは1980年代から使われていた。
（中略）
コラムニストの荒川和久は、「『エモい』を日本で一番よく使っているのはメディアアーティストの落合陽一。落合にとっての『エモい』とは、ロジカルの対極にある、一見ムダなもの。『もののあはれ』や『いとをかし』である」と解説している

音楽シーンがルーツというのと、落合陽一さんがよく使ってらっしゃるということがわかりました。

私が“エモい”を知ったのも音楽がらみで、きっかけは時々拝読しているおひとりさまフジロックの方のブログです。

（ひとり税理士とおひとりさまフジロックも、あえてひとりなのが似ていて親近感わきます。あとこの方のブログ、すごく面白いです！面識はないですが）読んでいても意味までは調べておりませんでした。

さらに落合陽一さんで調べたら、以下の記事の中で“エモい＝いとをかし”だとありました。

“２１世紀の魔法使い”落合陽一「人間にとってエモいこと以外は全部コンピューターにやらせればいい」

エモいは今年の新語2016の2位で、浸透し始めて2年ほどだと思いですが、それを平安時代の枕草子に出てくる言葉に置き換えられるとは！わかるようなわからないような(^_^;)でも何か納得です。

またこの記事のタイトルの「人間にとってエモいこと以外は全部コンピューターにやらせればいい」も、これからの働き方・生き方のヒントになる言葉だと思います。

こんど谷口さん達と7/3の名古屋セミナー（満員御礼）にて“エモいについて談義しましょう“と言っていますが、単にエモいという言葉の意味だけにとどまらず、AIやロボットなど（これも谷口さんの得意分野）色々と話が広がりそうで楽しみです。

なのでエモい税理士本というのも、あながち間違いではない気がします。

今のところ「エモい」「税理士」でシークレットウィンドウで検索（これも谷口さんお得意）しても私の記事が上に出てきてしまい、他の資格名でやってもやはり少なかったです。

これからの生き方につながるので、もっとエモい方面も開拓していかないとな、と感じました。

さいごに、余談ですが“陽一”という名前のお方は、みんな魔法が使えるのだと確信しました。