歯の治療回数には限界がある 日頃のメンテナンスが大事
昨日、歯医者さんで会計待ちの時に、何気なく待合室のモニターを見ていました。
ここの歯医者さんは、診療台で画像を映すモニター画面や待合室のモニターで、虫歯予防など歯に関する情報をわかりやすく流しています。意外と見逃すことも多いのですが、毎回内容が違ってしかも面白いので極力観るようにしています。
治療した歯の寿命は短い 治せる回数にも限りがある
今回衝撃的だったのは、
「治療した歯はどのくらいもつのか?」という質問に対し、
「平均6.4年で、一度修復物が入ると累計で4回ぐらいしか治せない」というデータがあるのことでした。
データの出どころはVTRには出ておらず(アニメ付きのやさしい内容だったため)、また個人差はあると思いますが。
6.4年×4回=25.6年です。先日詰めた歯は、確実に3回は詰めています…。それにまだあと数本、治療待ちの歯があります。
治した歯も再度虫歯になるかもしれないし、詰め物だってとれる、というのは経験上わかっていましたが、治療回数にも限界があるなんて。
どこか他人事だった8020運動が、一気に現実味を帯びてきました。
親知らず4本を含めると自分の歯は32本あり、それを80歳で20本残そうというスローガンです。いまHPを見たら、8020も夢ではないとの小見出しがあって、現実の厳しさを知りました。
健康な歯がぽろっと抜けるより、悪くなった歯がなくなっていくケースがほとんどだと思うので、いかに健康な状態にしていくかが大事なんだと感じました。
経営における資産買い替えとの決定的な違い
今回詰めた歯も、虫歯は少し進んでいたので治療をして少し削ってからだったので、どんどん歯の状態も変わっていってます。
私が意識していなかっただけで、よく考えれば当たり前のことですよね。
事業経営などでは、古くなったり壊れたりしたら買い替え・修理・建て替えなど何度でもしてやり直せます。
また、法定耐用年数という概念があり、便宜上その資産のタイプに応じて寿命を見積もって経費化していきます。
実際にはそれより早く買い替えることも、もっと長く使うこともあります。美術品みたいに、時の経過により価値の減少しないものもあります。くわしくは国税庁HPをご覧ください。
歯は固定資産とちがって、修繕回数と耐用年数=寿命がもっとシビアに決まっています。
また歯の治療は不可逆的なので、小さい虫歯ならともかく、削って詰めたような私の歯は、それで治したとしても、もとの虫歯のない歯にはもどれません。
悪くなったら治せばいいや、という安易な発想でいました。修理にも限度があるなんて。今まで大切にしてこなかったことに反省しました。
今は歯ぐきもしっかりしてるし1本も抜いてないので油断していますが、急に来て後悔するそうです。
中長期的な目標をもつことと日頃のチェックが大事です
また、8020運動という中長期的な指標も知っていながら他人事と無視していた私。いわば「自己資本比率」のようなものなのに。経営と同じじゃないですか。ちなみに
- 自己資本比率=自己資本/(自己資本+他人資本)=40%がまず確保したい値で、
- 8020運動=残したい歯の数/親知らず込みの自分の歯の数=20本/32本=62.5%です。
まだ早いと思わず、こういう健全度が図れる指標を、経営と同じでつねづねチェックしていかないとと反省しました。
せめてこの状態をキープし続けたいので、その都度治せばいいや、の短期的な手法ではなく、中長期的な目標を持って日頃のメンテナンスを怠らないよう心がけます。
【昨日の一日一新】
さんざん歯の治療と言っておきながら、さっそくお菓子の話です。今日もこのあと1ついただきます(^^;)
四国土産を1つずつ頂いて一日一新とするシリーズ3回目で、さぼった日のピンチヒッターです。今回は右上のピンクのお菓子「道後夢菓子噺」を頂きました。
こちらは柚子が入っている桃山菓子(白餡の焼き菓子)です。かわいいパッケージに魅かれて買いましたがおいしかったです。
松山で買ったお菓子は、さすが柑橘類が入っているものが多かったです。いまから頂く一六タルトも楽しみです。
綾野 真紀
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