「そうだ 福岡、行こう」福岡旅行2日め 第2項 久留米観光 第1号 石橋文化センターの巻 2019.12.29 その4
「そうだ 福岡、行こう」福岡旅行2日め 第2項 久留米観光 第1号 石橋文化センターの巻 2019.12.29 その4
柳川川下り&散策のあとは、宿泊先の久留米に移動しました。
これ乗ってみたかったです…。
初めて知りました。行き当たりばったりの旅だとなかなか難しいです。年末年始は運休だったようですが。
駅にて情報収集開始です。ベンチでさっそく久留米本社のムーンスターの看板を見つけました。ブリヂストンもタイヤのほかにアサヒコーポレーションという靴の会社があって、どちらも久留米です。
休館日のお知らせを確認しました。年末年始なのでどこも閉まってます。
柳川駅でチラシを見つけて一瞬喜んでいたのですが、残念…。
でも実は旅行前に少し調べていました。九州国立博物館が休館日と知った時点で、ほかも危ういと覚悟し、開いている施設を調べておきました。ほぼ閉まっていて、この熊谷守一展を開催している久留米市美術館も閉館でしたが、美術館のある施設一帯は石橋文化センターとなっていて、公園はずっとあいていてしかも入場無料、バラなどが綺麗に咲いているとのこと。そのままホテルに行くには早すぎるので、駅から西鉄バスに乗って行ってみました。
久留米出身のブリヂストン創業者石橋正二郎さんが1956年にこの石橋文化センターを作って、久留米市に寄贈されたとのこと。
私はお恥ずかしいことに、てっきり亡くなられてから寄贈されたのかと勘違いしておりました。こんなに大きくて素晴らしい施設を作ってポンと寄贈されるなんて、社会貢献のスケールが違いすぎます…。
古川為三郎記念館に行ったときも同じように思いました(こちらは住居を後年に寄贈)。返礼品に目がくらんで、全国のあちこちにふるさと納税している自分を深く反省しました。金額大したことないうえに喜捨の心ゼロ&下心丸出しでサイアクです。と言いつつそろそろ今年のふるさと納税も始めようと只今物色中です。
おかげさまで、無計画な旅でもこうして楽しいひと時を過ごせました。石橋さん本当にありがとうございます。一時間ぐらい散策し、体は冷え切りましたがすみずみまで堪能させていただきました。
もう入口には門松が飾られていました。
左の建物が久留米市立中央図書館、奥の建物が久留米市美術館です。
きれいな建物だろ。ウソみたいだろ。閉まっているんだぜ。
(こんな日に行く私が悪いのですが)
噴水がひとり気を吐いて噴いててくれたのがせめてもの救いです。また警備員さんもいらっしゃり、閉まっている旨教えてくださいました。年末年始もありがとうございます。ほかにも散歩の方がちらほらいらっしゃり、やはり人がいると安心します。
花を愛でながら順次移動しました。まず目に入ったのはフリージア。
すみれひまわりフリージア。今は冬ですが、フリージアを見るたびいつも、小学生の私でもフリージア=花の名前だと理解することができた、久留米出身松田聖子さんのあの名曲が頭に浮かびます。(厳密には花はまだ覚えてないため単語を見るたびに、です)
やはりここに植えられているのもきっとあの曲つながりだ、と独り合点しながら進みました。(以下写真の順番はバラバラですが気にせず行きます)
奥の久留米市美術館まで行きました。きれいな建物だろ。(以下略)
閉館を確認してから次に進みました。
園内の地図があり、A~Fとエリアごとに見どころが書かれていました。これはCゾーンの看板です。
池とガーデンテラスがあります。
白鳥が寄ってきました。
とっても人懐っこくて、人が近寄るたびにツツーっと寄って行って歓迎の舞をしてくれました。まるでアーティスティックスイミングのよう。
水際に寄ったら、くちばしでブーツをツンツンしてきてびっくりしました。豚足と間違っちゃったかな。紛らわしくてごめんなさい。しばし戯れました。
丁重なおもてなし、ありがとうございました。癒されました。
橋を歩いて反対側に行きました。
池の周囲も庭になっています。中洲が日本庭園のようです。
美術館の中からみたらまた素敵だったと思います。開いてたら見てみたかったです…。
思っていたよりずっと広くてびっくりです。そして歩いても歩いても、設備がどこも頑丈かつ素敵で、手入れも行き届いているのに驚きます。建築や公共施設のことはよくわからないのですが、シックな建物かつ造りもしっかりしてて維持管理もばっちりで感激しました。
白鳥に続いて私の心をわしづかみにしたのは、このエリアです。
休日の昼下がり、こういう公園の木陰のベンチに座ってのんびり読書したい…という私のぼんやりした妄想が、だいぶ前から久留米の地で具現化されていたとは…。
(私が勝手に選ぶ)休日木陰読書部門1位のベンチです。名古屋からはるばる来たかいがありました。しかも図書館のすぐ近くなので、借りた本をすぐここで読めるなんて羨ましいです。久留米まではなかなか行けませんので、近場でこういうところを見つけたいです。
しばらく歩くと、久留米出身の洋画家坂本繁二郎さんのアトリエがありました。八女市にあったアトリエをここに移築されたとのことです。
こういう道を抜けて
なんと、小川や滝まであります。
ちょっと笑ったのはこの河童の噴水です。久留米は河童の街なんですね。
咲いているのは少なかったですが、椿やバラもいろいろありました。
こちらはカクテルというツルバラです。
著名人と同じ名前のバラコーナーがありました。オードリー・ヘップバーンです。
プリンセス・ミチコもきれいでした。
令和元年に見られてよかったです。
閉館中でしたが、楽しめてよかったです。石橋さんのすばらしさ&白鳥&理想のベンチに感激しつつ、文化センターを後にしました。
ふたたび西鉄バスに乗り、ホテルに戻りました。駅よりも手前に繁華街があり、ホテルからも歩いてすぐなので夕ご飯がとても楽しみでした。久留米で一番美味しい店を探そうと気合を入れ、車窓見学しながらお店を検索しまくりました。続きます。
【昨日の一日一新】
・榊原館 飲む湯ごり 少し前に頂いた榊原温泉のミネラルウォーターを飲みました。美味しかったです。
・コメダ シロノワールプリンミニサイズ カラメルソースが美味しかったです。
綾野 真紀
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