ふるさと納税についての個人的反省
今年のふるさと納税は、住民税を減らそうと意識的に去年よりだいぶ増やしました。
まだ間に合うのでほんとはあと少ししたいですが、所得から全額引ききれなさそうなのでやめます。
ただし、個人的に反省したこと、気になっていることがあります。
今まで寄付をしていた慈善団体に今年はまだ寄付をしていない
ふるさと納税では、寄付額から2,000円を引いた額が翌年の住民税からごっそり引けます。
今年から普通徴収になって資金繰りに苦労したため躍起になり、限度額を考慮しつつコツコツ寄付を始めました。もうすぐラストのお礼の品も届くので、楽しみです。
個人的な話で恐縮ですが、そう言えばここ数年毎年少しずつ寄付をしていた某団体への寄付を忘れていました…。
目の前の“お礼の品”と“来年の支払い”につられすぎて、自分の中にかろうじてあったささやかな善意がどこかに行ってしましました。
私みたいな浅い人は少ないと思いますが、こういう寄付が減っていませんように…。
愛知県はふるさと納税で赤字になる自治体が8割
もちろん、ふるさと納税で寄付をした分は自治体に回っているので、私の私利私欲まみれのお金も役に立っていると思います。実際に寄付金で住民サービスが向上した自治体も多数あります。
が、“ふるさと納税のお礼の品が豪華すぎて赤字になる自治体”、“住民が他の自治体へのふるさと納税を沢山したため税収減となる自治体”も多いそうです。平成26年から27年にかけて納税額は4.3倍になったので、これからもますます差が広がりそうです。
愛知県は8割が赤字というショッキングなニュースを見つけました。
ふるさと納税8割赤字 愛知の市町村、返礼品競争が過熱(H28.11.29中日新聞)
もともとは都市から地方への税源再分配が目的でしたが、返礼品競争の過熱でこのままの勢いを続けていいのだろうかとちょっと思います。私も参加しておいてこんなこと言う資格はありませんが(>_<)
ちなみに私が住む名古屋市の寄付金はこのようになっています。
お礼の品物はほとんどなく、ほぼ名古屋市民向けの財源に充てられるため、市民からはそこそこありますが、市外からの寄付は少ないようです。(市民ですがしていません…)
でも寄付は本来無償で見返りを期待しないものですよね、と書いていて、欲望丸出しの自分がものすごく恥ずかしくなりました…。
でもやっぱりふるさと納税は魅力的 上手に活用したい
これだけ書いておいて何ですが、きちんとした制度として成り立っており、実際自分の住民税も減ります(来年の前払いのような気分です)し、お礼の品も魅力的なので、私はこれからも積極的に活用していくと思います!
今まで日本では寄付が少なかったですが、ふるさと納税で一気に寄付が浸透した感もあります。
お金を出すことは自分の意思表示でもあるので、どれが一番お得なお礼の品かだけにこだわるのではなく(私です)、趣旨やその自治体の魅力をもっと知り、続けていくことにします。
長く続いていくうちにきっといいバランスになっていくと思います。
【昨日の一日一新】
ほぼ写真付きです。
マクドナルド かるびマック
田光 ひやおろし(熱燗のため瓶で来なかったので無し)
長珍阿波山田
綾野 真紀
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