最初に恥ずかしがらずに聞く
『恥ずかしがらずに最初に聞いといた方がいいよ(^_^;)』
お茶の先生がおっしゃいました。
昨日は1ヵ月ぶりのお茶のお稽古でした。
自分の練習のときは、プライドを全部投げ捨て、毎回何度も同じことを聞いています。
”もうこれ以上聞けないのに…”と思ったら違いました。
その時言われたのは、
『掛け軸やお茶碗などを買うとき、譲り受けるときは、掛け軸に書かれていることばの意味や読み方など、お茶碗は作者やどんな種類の焼き物かなどをその場で聞いておいた方がいいよ。』
とのことでした。
あとで調べられないこともある
『あとで調べたらわかるだろう』、とか『こんなこと聞いたら恥ずかしいから聞きにくい』なとか思わず、その時に聞いておかないとだめとのこと。特にお道具のやりとりとかでは聞きにくい状況もありそうです(勝手な想像ですが)。
今時はインターネットで色々調べられますが、美術館に所蔵されるようなお宝ならまだしも、個人で所有する掛け軸などは、例え値打ちがあるものでもそこまで網羅されていません。
昨日の掛け軸は、先々代の家元がどこかに旅をされたときに詠まれた歌でしたが、その元となった歌を調べるのに大変苦労されたようでした。
何とか見つかり、おかげさまで両方の歌を対比しながら、より一層深く味わうことができました。
仕事では一層聞くことが大事
お茶の世界に限らず、特に仕事だと何でも恥ずかしがらずに聞くことは大事です。
お道具と同様、一般的なことはあとから調べられても、その事柄に固有の情報は聞くに限ります。他の大事な情報に繋がったりもします。
私なぞ内気で緊張しやすく、人に聞くのはほゆんとに苦手なタイプです。
『聞こうかな?やめとこかな…』となったときほど、頭を空っぽにしてあえて聞くよう心がけています。
逆に気持ちもほぐれたり、そこから色々話が広がったりもします。
お茶の先生は気さくで何でも知ってみえるのですが、先生でもそんなことあったんだとちょっと気が楽になりました。
お稽古のときもお仕事でも、どんどん聞いていこうと思います。
写真は自作のお茶碗で、今度こそお稽古に持っていきます。これは説明不要です(笑)
そういえばコーヒー選びに没頭して、ローリング・ストーンズのキューバのライブドキュメンタリー映画を観に行くのを忘れました(>_<)
【昨日の一日一新】
花乃舎 和菓子 浜千鳥
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綾野 真紀
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