「ここまでで何かわからない箇所はございませんか?」と「他にわからないことはないですか?」の使い分け
先週と今週で、とあるソフトの入れ替えをしました。
ソフトの入れ替えで難儀する
通常はダウンロード時間含めて30分ぐらいで終わるはずがなかなかうまくいかず、3日間でのべ5時間ぐらい電話サポートをしてあらゆる方法を試して、やっとこさ終わりました…。
もう無理かと思ってやっぱり入れ替えるのやめようかと何度も思いましたが、無事できてよかったです。何が原因かよくわからなかったのですが、全部終わって振り返ると、メインと予備の2台のパソコンでやって、メインのパソコンの設定だけが大変でした。
メインのパソコンはこれまでにもお正月早々起動しない、お茶をこぼす、キーボードをはがすといったハード面での災厄に見舞われていて(全部私が見舞わせたのですが)気の毒です。
ソフト面でも普段使用するときは大丈夫なのですが、おそらく(私がやった)根本的な設定の部分でなにか禍があるようで、設定や入替作業で難航することがたまにあります。奇跡的にイータックスまわりの設定だけはいつも一発OKで、ここだけ大丈夫ならほかは耐えます…。
予備のパソコンの方は20分ぐらいであっけなく終わりました。また5時間かかるかと思いましたが、よかったです。もう私の実力では解明できないので、触らぬ神に祟りなしの精神にてそっと使います。
サポートの方の対応でなんとか終わる
一連の作業の中で感銘を受けたのは、その会社のサポートの方でした。おそらくサポートの利用者には、先祖代々私のように操作がおぼつかない方が多々いらっしゃるからだと思いますが、1つの作業を終えると必ず「ここまでで何かわからない箇所はございませんか?」と聞いてくださいました。
この言葉のおかげで、作業の中ででてきた小さな疑問にもこまめに立ち返っておたずねできたりして、次の作業にも役立って徐々に知識も増えて助かりました。予備のパソコンの作業でも色々役立ち、おかげでスムーズにできたのだと思います。
同じ頃、別のソフトでもライブチャットにて問い合わせることがありました。
すぐつながって、回答がマッハで返ってくるのはとてもありがたかったです。ただ、まだ理解しきれてなくて続いて質問しようとノロノロ入力しているとき、「他にわからないことはないですか?」と畳みかけるように先にメッセージが届いて、余計に錯乱してしまいました。
その方にとっては似たような質問だったと思いますが(実際にそうです)、確認がてらまだ聞きたいことがあるのに先手を打たれてしまった…とショックを受けつつも、懲りずにしつこく質問を続けました。
何秒間かチャットが途切れると終了とみなされるので、考えをまとめる時間もなくやぶれかぶれの誤字脱字だらけの返信で「ほかに」「もう一度」みたいなラリーが続いて余計カオスになりました。
そもそも世の中の仕事のスピードとチャットのスピードについてけない私がいけないので、もとからチャットは苦手ですが、もっといろいろスピードあげて次はサポートの方より先に送信できるよう特訓します。
「ここまでで何かわからない箇所はございませんか?」と「他にわからないことはないですか?」の使い分け
それとあわせて「ここまでで何かわからない箇所はございませんか?」と「他にわからないことはないですか?」の違いも実感しました。
どちらも一旦質問をまとめるために大切なことばです。きっとそれぞれの会社でのマニュアルにあったのだと思いますが、最初から「他にわからないことはないですか?」だと質問者にはちょっときついです。最後の最後に使おうと思います。
ちなみに私はどちらも使ってませんでした。疑問があるかどうかもわからないまま話が終わってしまったことも多々あります。これから適切に使い分けます。
今回、ソフトの入れ替え作業だけでなく学ぶことが沢山あってよかったです。サポートの方は散々な思いをされたと思います。申し訳ございません。
パーマリンクはこれしかないだろうと思って、HELP!にしました。
アイキャッチ画像は、先日のおやつです。
【昨日の一日一新】
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綾野 真紀
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