「主人公」= NHKの『10人のお坊さん』で印象に残った禅語
お正月に実家で、NHKBSプレミアムの10人のお坊さんの前編を観ました。
10代から70代の7千人にアンケートで心のモヤモヤや悩みを募り、それを10人のお坊さんが回答するという内容です。朝ごはんを食べながらだったのであまり細かいことまで覚えてませんが、ひとつ心に残ったことばがありました。
たしか承認欲求の悩みについての回答で(うろ覚えなので違ってるかも)、“主人公”ということばを紹介されました。
唐の時代のお坊さんで、毎日自分のことを主人公と呼んで自分自身に問いかける方がいらっしゃったとのこと。主人公というのは主役やヒーロー、ヒロインみたいな意味しかないとおもってたので、もしかして自意識過剰な方の用例なのかなと思って聞いていたら、違っていました。
唐の瑞巌和尚という方で、毎日「おい、主人公」「ハイ」と自分自身に問いかけていたとのこと。主人(自分自身)+公(○○公などの敬称)として、自分自身の中の人に客観的に問いかけるようなイメージかと思います。
スタジオトークでも、毎朝自分自身に向き合って静かに「おい主人公。自分自身を生きているか」と問いかけていけば他に振り回されることなく自分を保っていけるのでは、みたいに語られていて、なるほどと思ってメモを取るのも忘れて見入ってしまいました。あとで断片的に思い出したことだけつなげたのでちょっと違ってるかもしれません(再放送希望)。
でもこの主人公のお話しは私が知らなかっただけですごく有名みたいで、調べたら沢山出てきました。円覚寺さんのを貼らせていただきます。
Wikipediaにも主人公(曖昧さ回避)となっていした。もしかして禅語から派生して今の意味になったのか?とかそこらへんはわかりませんが、新たな意味を知ったこととそれが素晴らしかったので忘れないうちに書きました。
後編があす1/7の午後10時から放送されます。私はBSが観られないので(涙)再放送希望です。
時の流れが早すぎて日常のまま何となく新年を迎えてしまいました。でも今年こそなんとか立て直したいです。世の中ではいわゆる主人公キャラとは対極にいる私ですが、自分の人生ではやっぱり自分を保って、主人公と問いかける時間を作って一日を始めてみます。
【昨日の一日一新】
・ファミマ 和風ツナマヨネーズおにぎりと窯出しとろけるプリン 某番組を観てたので、ふわれあに続いて買ってみました。みんなおいしかったです!
綾野 真紀
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