碧南市藤井達吉現代美術館にて『没後60年 北大路魯山人 古典復興 -現代陶芸をひらく-』を鑑賞しました
碧南市藤井達吉現代美術館にて『没後60年 北大路魯山人 古典復興 -現代陶芸をひらく-』を鑑賞しました。
すごくモダンな建物で、前に金原米穀さんに行ったときに近くを通っていて、でも美術館とは思いませんでした。以前碧南商工会議所だった建物を改修して美術館になったとのことです。
碧南市出身の工芸家、藤井達吉の作品が常設展示されています。写真が暗いですが入口に藤井達吉の像があります。
今回は、北大路魯山人の企画展を観に行きました。
受付にマンホールカードの案内が。
もらえました!こののぼりがあるところでは、希望すればだれでも無料でもらえます(配っているわけではないので自己申告が必要です)。
陶芸が好きなので、いつか魯山人の展示は行きたいと思っていました。名前だけでそんな詳しく知ってたわけではないのですが、器だけでなく料理や書や絵、篆刻、漆、色々されていた&結構わがままで、その辺含めて有名だったそうです。
魯山人の作品以外に同時期に活躍した川喜田半泥子や荒川豊蔵などの作品や、影響を受けた中国や朝鮮の古いやきものの展示もあり、展示作品も202点ととても多くて見応えありました。
これからゆっくり見ます。魯山人は、自分の料理を盛るのにいい器がないと作陶に目覚めたとのこと。今でこそ魯山人風の器など沢山ありますが、このようにお皿に足の付いた皿など今までなかったようです。
また、日本酒の七本槍ラベルは魯山人が七本槍の12代目蔵元に送った扁額の字が入っているものもあるとのこと。前に木之本宿でサラダパンと一緒に七本槍にも行きました。それ以来七本槍は見かけたら飲むのですが、ラベルまで見てなかったので、今度買うとき注目してみます。
1階がすてきなカフェになっていて、こちらで七本槍と仁井田本家のお酒が頂けます。
今回寄れなかったので、次回行きたいです。碧南駅からも近いです。
帰りに、こちらのコロナ・ブックスの本を買いました。
今回の展示で所蔵品を多数展示された、八勝館の器や料理が沢山載っています。八勝館は今月ミシュランで二つ星を獲得したばかりで、それもあってか来場者はとても多かったです。魯山人は八勝館のご主人と親しく、お金に困った魯山人が注文してもいない器を沢山送り付けてそれでもご主人は全額払ったというエピソードもあるとのことです。
見ごたえたっぷりで、とてもよかったです。静嘉堂文庫に引き続きよい器がみられて幸せです。5,6年前の方が私の中では器ブームで、あの頃からブログをしていたらもっと記録が残っていたのにだいぶ忘れてしまって残念ですが、また色々見に行きたいです。
【昨日の一日一新】
・碧南市藤井達吉現代美術館
・九重味醂の新しい施設→また書きます
・キッコーマン マカダミアナッツ豆乳
綾野 真紀
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