ブログを始める前に行った日帰り旅行 2015年11月 井伊直虎ゆかりの浜松の龍潭寺 小堀遠州作の見事な庭園があります
ブログを始める前に行った日帰り旅行 2015年11月 井伊直虎ゆかりの浜松の龍潭寺 小堀遠州作の見事な庭園があります。
私は遠州流という茶道を習っております。開祖の小堀遠州は茶人だけでなく建築家や作庭家、書家としても有名です。
茶道=わびさびのイメージがあるのですが、小堀遠州は『綺麗さび』なのが特徴で、わびさびに美しさや豊かさがプラスされてお道具や袱紗なども少し華やかです。最近だと『ぶさかわいい』や『エロかっこいい』(もう古いかもですが)など異なる要素をミックスさせた、新たな魅力を表現するようなことばがありますが、小堀遠州の『綺麗さび』は江戸時代からずっと続いています。今の時代でも新鮮に感じますし、このさきもずっと変わらないと思います。ほんとに美的感覚がすごすぎます。
建築家としての代表作は名古屋城天守閣ほか色々、庭園としては南禅寺や二条城はじめ全国に沢山あります。旅先でたまたま寄った場所で「え。このお庭も小堀遠州だったの?」と現場で気づいたことも何度かあります。
この通りセンスの塊みたいな方で、それでファンになって茶道を習い始めました。全国の小堀遠州作と伝えられる庭園や建築物などを探しては、お茶席のお菓子を楽しみに、ときどき巡っています。ただ残念なことに私は茶道のセンスがゼロで、もう5年ぐらい経つのにいまだに作法を何一つ満足にできません…。所作もガサツですし正直向いてないのはわかっているのですが、作法は見につかなくても小堀遠州への尊敬の念はかわらず、何よりきれいさびの世界が大好きです。これからもなんとか食らいついていこうと思っています(綺麗さびとは程遠い姿)。
前置きが長くなりました。2015年の秋に浜松の龍潭寺に行ってまいりました。
龍潭寺は井伊直虎の菩提寺です。2017年1月からの大河ドラマが井伊直虎に決まっていた頃で、ポスターもあちこちに貼ってありました。2014年夏の鶴ヶ城のときもそうでしたが、もう大河も終わって一段落着いた頃に書いております。ほんと月日の流れるのはあっという間ですね。
庭園の本とパンフレットが出てきました。(この本は龍潭寺ではなく別のお寺で買った気がします)
視界に入るものぜんぶ素敵でした。
小堀遠州作とされる庭園です。広いので私の古いスマホカメラでは全体を撮れなかったため何カ所かにわけて撮っていました。脳内で合成させて御覧ください。
↑この左端に見えるのが、全体では真ん中にある守護石です。
映り込みが激しい画像で見づらくて申し訳ございません。全体図です。禅寺の庭園では、このように禅の世界を表現しつつ四季の違いも味わえるようにつくられているとのことです。遠州公がつくったほかの庭園との違いを比べたりするのも面白いようです。
このときは暖冬だったのか、11月下旬でしたが紅葉はまだ早かったようです。四季によって見える景色も違ってそれぞれ素敵なので、また行ってみたいです。
読めないのに扁額はとりあえず撮ります。いま地図やHPと見比べたのですが、わかりませんでした…。
これはたぶん仁王門だと思います。
書院にてお抹茶をいただきました。
井伊家の井桁をかたどった落雁 いづづをいただきました。
お庭を見ながら至福のひとときでした!
とても広くて、井伊家のお墓やお寺の本堂などあちこち回りましたが、いま写真を見返してもあまり覚えておらず残念です…。でもすごくよかったです。また浜松餃子とセットで違う季節に訪れてみたいです。
朝一から仕事をしたので、午後から書き始めました。危うく書き忘れるところでした…。眠いです…。おやつとお昼寝の時間ですが、あと一仕事したいのでガマンします。
【昨日の一日一新】
・ノコス クッキー届く また書きます。
・函館カネニ コロナ支援のぶり丼いか刺ぶっかけ丼セット 解凍だけで食べられてとても便利で美味しかったです。最近色々買ってるので1つしか買わなかったのですが、もう1セット買えばよかったです。
綾野 真紀
最新記事 by 綾野 真紀 (全て見る)
- ホーユーヘアカラーミュージアムに行きました - 2024年11月23日
- 上飯田の珈琲タナカ御成店に行きました - 2024年11月17日
- スマホde駅ちかウォーキング 名古屋の面白いがあふれる 大曽根の街めぐり ~鉄軌道4事業者が連携~ コースを歩きました - 2024年11月16日