真帆片帆の意味を知る 伯父・伯母と久々に会いました
昨日は、名古屋に来ていた伯父・伯母と短い時間でしたが久々に会いました。
伯父からは、最近自費出版で出した短歌集をいただきました。
午後はそれぞれ別の予定があり、伯父は友人と一緒に出掛け、伯母は伯母姉妹とランチ予定だったので、私はその女子会に合流させていただきました。
テレビ塔下のカフェランチでもりあがる
せっかくだから普段行けないところに行きたい!とのリクエストを受け、テレビ塔の真下にあるおしゃれなカフェに入りました。
私もふだんなら気後れして入れませんが、勢いに押されて飛び込みました。
アメリカフェというお店で、美味しくて、眺めも良いしよかったです!
ランチはメイン+サラダ+飲み物付き。
私だけホットで、3姉妹は「コーラ!」「アイスコーヒー!」「レモンスカッシュ!」と、めちゃくちゃ元気です。おしゃれなグラスで、テンションも上がりました。
ただグラスが長すぎて、しかもストローも曲がらず、飲むときは膝の上に持って行って飲まないといけません。そんなのもまた面白くて盛り上がりました。
サラダもなかなかの分量です。
さっきの大きなグラスもそうですが、このサラダでも、
「以前ファミレスで大きなサラダを人数分頼んで失敗したわ」
「これはもうドレッシングはかかってるの?」
などなど、のびのびした会話ができてほんとに楽しめました。
何でもそうですが、子供の頃のように“のびのびした会話”ができる場所って大事だなと、よく思います。
私が選んだのは、若鶏のコンフィとラタトゥイユです。
料理好きな方ばかりで、ストウブのお鍋に皆で興味津々。コストコで買う!と言ってみえました。
伯母が今回初めて食べたブイヤベース、いつものスーパーの食材で再現できないかについて皆で知恵を出し合ったのも楽しかったです。
初めての食事でしたが、またこのメンバーで行きたいです!皆さん多趣味で手先も器用でうらやましい。血がつながってないのが残念です(^^;)
真帆片帆
伯父から頂いた短歌集です。
以前少し書きましたが、もともと祖母が短歌を始めていて、その影響もあってか伯父も自分で詠むようになりました。
社会人ぐらいまで野球づけで、その後も仕事三昧でそんなキャラではなかったので、姪の私からしても意外な趣味だと(失礼)思っていました。
だんだんと新聞の短歌欄でも載るようになり、今年は何かの賞を頂いて、表彰で東京まで行ってきたとのこと。
伯父が詠む歌は、国語で習ったのと一味違い、伯父の言葉遣いそのままでとてもわかりやすいです。
初めて新聞に載った歌(本のタイトルでもある)は、なんと永田和宏さん選でした。
個人的に穂村弘さんと並んで好きな歌人で、伯父さんめっちゃうらやましい…。
不純な動機ですが、私も詠もうかな!(と以前書いてからまだ全然詠んでないですが。)
印象的だったのは、それぞれテーマごとにタイトルがつけてあったのですが、夫婦のことを詠んだ歌のタイトルには『真帆片帆』とつけてありました。
真帆片帆。そのまま「まほかたほ」と読みます。
初めて知りましたが、
帆を一杯にあげ、追風で走るのが真帆、帆を半分ほどにあげ、横風を受けて走るのが片帆。
涼しさや淡路をめぐる真帆片帆\正岡子規
真帆で順風を受けて出帆してゆくことは当然だが、帰帆の時、いつも順風が吹くとは限らない。方向を調節するのが片帆である。(コトバンクより引用)
伯母が、「ここの歌がどう考えても私のことを詠んだ歌なんやけど、意味がわからんし、他にも当てはまるのなかったもんで調べたんさ~」と言っていて何やらかわいらしかったです。
そして真帆片帆を選んだ伯父さんも、とても素敵です!
いろいろ力を合わせて乗り越えてきたんだなあと思いました。
短い時間でしたが、伯父・伯母のパワーをもらえて元気が出ました。
追伸
その孫が、これに出ていたとのこと。
どれかわからないですが、見られて良かったです!
【昨日の一日一新】
アメリカフェ
伯父の短歌集
伯母姉妹とランチ
綾野 真紀
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