ミロクと弥生のやりとり 複数事業の場合の違い


今やっている、ミロク(税務ソフト)と弥生会計のデータのやり取りで(今頃やっていて遅いのですが…)、ソフトの作り方が違うため初期設定で沢山迷いました。

いま悩んでいるのは、

個人で複数事業を営む場合の設定が違う

法人や個人で1つの事業のみ営んでいる場合はさほど問題ないと思われますが、個人で複数事業を営む場合で違いが出てきます。

何点か気づいたことを書きます。

ミロクは複数事業を部門別で計算しても決算書には別々に連動できない

個人の決算書は所得税申告書ソフト側にくっついているせいか、会計ソフトで部門別で集計しても決算書には連動できないそうです。

よって別コードで体系を作り、それぞれで決算書に連動させます。

消費税の納税事業者の場合は本支店会計のように合併させて自動計算させる方法がありますが、それはオプション契約です。悩ましいです。

ミロクは貸借対照表も決算書ごとに発生する

別コードで作るため、複式簿記をする以上貸借対照表も別々で出来ます。そんなものかと思っていましたが、弥生の仕様(=個人なのでおさいふは1つ!)を知って考えが少し変わりました。

決算書作成時に部門別で連動できた方がおサイフ(貸借対照表)も一つになるし、自然だと思うのですが。

また、ミロクの場合は作れる科目コードの数に限りがあるので、農業や不動産などで独自の科目が多数いる要るときは作りづらいです。

科目コード数増加と部門の連動化はぜひやってほしいです。

ただ、兼用している通帳、資産があるとどちらのソフトでもややこしいです。

 

弥生は複数事業の場合、初期設定で兼業する事業を選ぶ

最初に知らずにメインの事業のみで作ってしまいました。

複数事業を営む場合は、最初から兼業で体系を作る必要があります。

よって、兼業で作れば貸借対照表1つ+2つの損益計算書(3つは出来ないそう)というミロクの部門管理のような形態で、申告書・決算書まで進められます。

並立して使おうとすると制約がある

ただ私の場合、どちらかに移行するのではなく当分はミロクと弥生を両方使おうとしているので、当然ですが制約があります。

科目名称の統一やマッチングリスト(ひも付け)作成にあたり、

1つ→2つ(弥生→ミロク)&2つ→1つ(ミロク→弥生)を並立させるのはちょっと難しい…。

それぞれのソフトにゆだねることと、csvデータのアレンジ方法をきちんと決めます。

またソフトの仕様の変更で変わることもあるので、最初から完璧は目指さないことにします。csvデータが使えますし、いざとなったら初期設定すれば大丈夫なので。

私の現状ではこんな感じですが、またよい方法があったら考えます。

最後に、

ミロク=法人メイン、弥生=個人メインで作ってある

と思いました。事業規模が大きくなると会計事務所が申告をすることが多いため、(ミロクなど)税務ソフトは法人の比重が少し高く、よって法人よりの発想で作っているのかな、と思いました。

弥生は個人事業主が自分で申告するのにもぴったりのソフトで、汎用性があって使い勝手はいいなと感じました。もう少し研究します。

カスタマーサービスはどちらも親切でした

弥生は、カスタマーの電話の待ち時間が長いのがちょっとつらいですが、応対は丁寧・親切で助かりました。メール問い合わせフォームが何度かエラー&書き直しになってしんどかったです…。

ミロクは何と24時間対応です…。

ここまでなくていいですが、混みあっている場合は折り返し電話となり、またメール問い合わせ→折り返しメールor電話で回答がもらえるのは助かります。

 

【昨日の一日一新】

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スタバのプリペイドカード

トシ・ヨロイヅカ エクアドルキュイ

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綾野 真紀

名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。きしめん住よしのデララバさんです。住よしご一緒してくださる方♪2024/3/30のブログをご確認の上お問い合わせくださいませ(期間限定)。