私の“今年の漢字”は『立』です
先日、今年の漢字“金”が発表されました。
今までは発表を待って、聞いたらそれで終わりにしていました。
が、昨年は話し方講座にて自分の“今年の漢字”を発表する回があり、それがちょうど一年を振り返る機会になって良かったです。やっている人も多いと思いますが、私も毎年やろうと決めたので、忘れないようここに書いておきます。
私の2015の漢字は“機” 危機→転機→機会
去年は“機”でした。
絶対に税理士登録しないでおこうと思っていたので、
“事務所をやめて独立しなさい”と言われたのは私にとっては“危機”と思えました。まず独立することとなり、“転機”となりました。
これからどうすればいいかわからず不安で心細くて仕方なかったですが、きっと“機会”になると言い聞かせました。
普通ならもっと素直に“機会”と思えるのですが、登録をネガティブにとらえていた私は機を使った熟語を調べていて、そっか、“機会”というのもあるんだと気づきました。
話し方講座での課題のおかげで、ちょっと前向きになれました。
2016は“立” 独立、自立、独立自尊、不立文字
今年は、“立”です。これしかないです。
文字通り、独立開業して、自立しました。
2字の熟語はこの2つしかなかったですが、立の字の入った4文字熟語で好きなのが2つあります。
独立自尊(どくりつじそん)
人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳を保つこと(新明解四字熟語辞典より)
福沢諭吉の思想の源流です。
昔、某所で福沢桃介(諭吉の婿養子)が書いたとされる“独立自尊”の書を拝見して感銘を受けました。写真の許可を得たので撮らせていただき、今も時々見返しています。
不立文字(ふりゅうもんじ)
禅のことばで、茶道検定の勉強をしているときに知りました。
達磨大師の言葉で、“教外別伝 不立文字 直指人心 見性成仏“とセットで使われることが多いです。
本来は仏教用語で、ざっくりいうと“禅の奥義は文字(経典)では伝わり切れない、体験すなわち釈迦と同じ修行(座禅)でつかむものだ“という意味です。
(私の意訳なのでずれていたらすみません)
独立後、体験の重要さを感じました。
未熟で体験も苦手なままですが(すぐ危機におちいります(^^;))、体験を一つ一つ重ねて頑張っていこうと思います。
【昨日の一日一新】
小岩井あたたかいミルクとコーヒー
あるメンバーでの会合→刺激を受けました。また書きます。
綾野 真紀
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