映画『74歳のペリカンはパンを売る。』を観てきました 浅草の老舗人気パン屋さんの映画です
土日で2本映画を観ました。(上映が終わりそうだったので急いで行きました)
久々に映画の世界に浸れてとても幸せでしたので、個人的な思い出を交えた完全自己満足な覚書をしておこうと思います。
1本目は『74歳のペリカンはパンを売る。』、浅草の老舗パン屋さん“パンのペリカン“についてのドキュメンタリー映画です。
たびたびTV等で紹介されていて有名なのですが、食パンとロールパンの2種類だけで創業以来75年間営業されています。
名古屋在住でこのタイトルを見てピンときた私はえらい!と自画自賛しました。
私の大好きな堀井和子さんの本『こんなふうに食べるのが好き』に、10人の方のこだわりの食べ方が載っています。(図書館で5回ぐらい借りてから、最終的に買いました)
この中で、スタイリストの岡尾美代子さんが、
『ペリカンのパンの焼き立てをちぎって食べる』というワイルドな食べ方を披露されていて、「いつか真似したい!」と猛烈に憧れました。
(ここに紹介されている左のブラックパラティッシと右のルスカのお皿、どっちも買いました)
何年か前に浅草で神谷バーに行ったあとそのまま浅草に泊まることになり、そう言えばペリカンの近くだと思いだして電話にて取り置きを依頼しました。
そして次の日の早朝に歩いて買いに行き、念願の『焼き立てをちぎって食べる』を実行しました。忘れられない思い出です。とっても美味しかったです!
2代目の渡辺多夫さんにて食パンとロールパンのラインナップに絞られたそうです。
あんなに楽しみにしていたのに、パンに癒されすぎて最初の15分と最後5分以外爆睡してしまいました…。
なので内容がほとんど抜け落ちてますが。映画では、ペリカン4代目経営者の渡辺陸さんをメインに、勤続40年以上のベテラン名木さん、コンサルの保住さん、恩師の中島さん、喫茶店のマスター等がペリカンに対するこだわりを紹介されています。
また、ここでもペリカンのファンの方が自分の食べ方を披露されておりました。
印象的だったのが、スタイリストの伊藤まさこさん。
分厚く切った食パンを金網で焼いてジャムとバターもガバっとのせて、幸せそうに召し上がってみえたのがかっこよかったです。
(ちなみに同じ金網も持ってました。こういう雑貨はひととおり揃えたのに、ちっともていねいな暮らしになりません…。)
宅配は現在休止中ですが、再開されたら買ってみたいです。また、お店の近くに
ペリカンカフェもオープンされたそうで、こちらも行ってみたいです。
余談ですが、タイトルの『74歳のペリカンはパンを売る。』を最初に見たとき、『潜水服は蝶の夢を見る』という映画も思い出しました。
カンヌの監督賞やセザール賞など沢山受賞し、主演のマチュー・アマルリックが個人的に大好きです。
シネマテークのフリーペーパーも好きです。また何か観に行きたくなりました。
【昨日の一日一新】
やじろべえ
綾野 真紀
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