陶芸教室スペシャル編 市場で調達した食材を使い自作の器で頂く、とってもすてきな料理教室の思い出
3年ぐらい通っていた陶芸講座 伊賀焼の福森雅武先生の土楽食楽 ブログを始める前の楽しい写真が色々出てきたので書き残します。
年に1回の番外編 同じ中日文化センターの調理室を借りて、自作の器で美味しい料理を頂く、というすてきな料理教室開催中の写真です。これは先生が赤座エビの殻からアメリケーヌソースを作られているところ(をみんなで見学しているところ)です。そびえ立つオリーブオイルがかっこいい。料理教室というより、先生の見事な包丁さばきに見とれている間にどんどん出来上がり、出来たてを頂くという上げ膳据え膳のひたすらぜいたくな時間でした。
月1回の講座で、講座名の土楽食楽の名の通り楽しむ講座でした。上手下手は関係なく、泥んこ遊びのように毎回土とたわむれて作りたい器を作って楽しみました。
福森先生は伊賀焼の有名な方で、こういう先生には本格的な弟子入りでもしないと陶芸は学べないと思っていたのですが。一般向けの文化センターの講座で直々に、初心者でもOKで上手下手関係なく親しめる機会があるとは思いませんでした。いつか陶芸をやりたかったので思い切って参加し、ほんとにヘッタクソでしたが先生の「泥んこ遊びでええんや」のお言葉どおり、ほんとに泥んこ遊びだけをひたすら楽しんでおりました。
参加者の方も多彩で、何気なく申し込んだ方も多いですが、私みたいに先生のファンだった方も多く名古屋以外からも生徒さんが集まり、中には東京や広島、京都から毎月通われる方もいらっしゃいました。土に触れると童心に返れるので、お互いのプライベートには干渉する間もなく各々ひたすら趣味の世界に浸るという、居心地のいいとても贅沢な時間を過ごせました。今も講座は開催しているので、折を見てまた戻ろうと思っています。
(余談ですが、東海地方はやきものの産地なので他の講座も名だたる陶芸家の方が開催されています。中には人間国宝の方も。おすすめです)
先生は料理も得意で料理本も出されているので、作った器を使っての料理教室はとても楽しみでした。前日に柳橋市場に買い出しに行き、下ごしらえまでを先生がしてくださいました。
この日のメニューです。レシピも用意してくださっていました。
男性の方が料理上手な方が多かったです。私たちはあまりすることがなく、そら豆をむくという作業を承ったのですが。ポタージュを作るのに外の大きな皮だけ剥いてうす皮を剥かず(というか薄皮をむくなんて想像だにしなかった)結局先生たちが剥くという何とも役立たずでほんと申し訳なかったです。
ピザが焼けたところです。
スズキのポアレと煮蛤です。
(手作り感満載の器ですが、もうこの器はありません…)
トマトとモツァレラチーズです。
広島の方が三良坂フロマージュの美味しいモツァレラチーズを持ってきてくださいました。美味しかったです!丸栄のチーズ屋さんで取り扱っていたのですが、閉店して今は手に入らず。いちどふるさと納税の返礼品でも頂きました。また食べたいです。
先生がピザを平等に切り分けていらっしゃるところです。長いエプロンがかっこいいです。
材料もよかったですし料理教室のいいオーブンを使ったので、きれいに焼けてとても美味しかったです。
できた順番に盛り付けて頂きました。梶島の大きなアサリのボンゴレビアンコと赤座エビのアメリケーヌソースです。ほんっとに美味しかったです。アサリは市場の人にとびきりいいのをわけてもらってました。
とても楽しかったです!そしてこんな自由で楽しい日曜の過ごし=人生ってあるんだ、こんな大人になりたいと40過ぎてから目覚めました。この写真を掘り起こして、まだまだだと思いましたのでもっと頑張ります。まだ写真があるので次回書きます。
(中日文化センターはいま建て替え中で、別のビルに移転しています)
【昨日の一日一新】
・もっこす 生細麺 美味しいです!
・コーヒーの電動ミル ずっとハンドミルでしたが、ついに買ってしまいました。すごく楽です。また機会があれば書きます。
綾野 真紀
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