持続化給付金の手続きで個人的に感じたこと　これを機に色々シンプルになってほしい

2020年5月10日 2020年5月10日

綾野真紀

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今回の持続化給付金について個人的にすごく思ったのは（いきなりアホ丸出しな書き出しですみません、内容もくだらないので読み流してください）

ふだん作っている税務の書類はもちろん、申告方法、手続き、なんなら税務の体系ももっとシンプルにしてほしい（願望）ということです。

きっかけは事業概況説明書の裏面と申請にまつわる色々です。（このあと全部私の憶測で書き進めるので実態とかけ離れた妄想だと思って読み飛ばされるのを推奨します　いつも通りですけど）

法人の提出資料として事業概況説明書が必要だとわかったとき。税務の世界に激震まではいかないものの、すこしどよめきが起きた気がします。あれってそんなに大事な書類やったんかと（失礼）。

（今回持続化給付金のしくみをつくられた、おそらく税務畑ではない経産省の）外部の方からは、会社の概要がA41枚両面にコンパクトにまとめられていて、その名の通り一番概要がつかみやすい書類と白羽の矢が立ったのだと思います。一方、提出する側は（書式が決まっているため微妙に書きにくいところがあり）わりと自己流でなんとなく作っている率が一番高い書類です。確定申告時に提出義務があるものの、罰則がないのでとりあえず出してあればOKという気持ちが強く出がちです。でも税務調査の対象になるかを選別するのに使う等といううわさもあるので、もちろんデタラメは書かないのですが、調査のときには元帳を出すのでどのみちそれでよかろうという気持ちがこもった書類です。

なので、今回の申請で必要な裏面の月別売上も書いてあったり書いてなかったりとか、また2種類しか書けないので部門が沢山ある場合はどうなのかと悩んだり（主なものだけ載せていればOKです　いま初めて国税庁ホームページで正しい書き方みました　合っててよかった）などいろいろあったのですが、別紙を出すなどで対応できるそうです。

まず大まかにカバーできるシンプルな手順を、資料と申請方法、ルールなどをあんな短時間で作り上げてくださり、とても感謝してます。いまコロナ対策で出ている救済措置は、申請者自身が提出するものがほとんどです。この持続化給付金も、追加で必要な今年の資料＆申請先のHPなどをお伝えし、ほんの少しだけメールなどでお手伝いして無事ご自身で申請出来ています。

そこで私は思いました。これを機に、他のややこしい税務の書類やこんなの意味あるの？という書類はカットして、本当に要る書類を厳選して中身もシンプルにならないでしょうか。作っている私たちもよくわからず税務ソフトに依存してしまってることも多々あるので（すみませんそれは私だけです）。

もしかして税務畑の人が考えるとあれもこれも要る、となって変わらない可能性があるので、するなら今回のように外部の手を借りてバッサリいってほしいです。とくに年末調整の申告書とか。年々字がビッチリ細かくなって、内容以前に字が読める気がしません…。そもそも年末調整の制度自体がよくないので、税務の制度自体もっと簡単にして年末調整自体をなくしてほしいです。また法人税は別表だらけですし、所得税は所得の種類がわかれていて（その方が納税者に有利なのはわかるのですが）納税者が理解するにはややこしすぎます…。今回も事業所得なのかどうかで色々あるようで、本人の責任もあるでしょうがそもそも税制自体ややこしいので、もっとすっきりならないものかと思いました。

私たちも仕事である以上、それらを飲み込んで仕事をしているのですが（私の場合は丸飲み！）、今のあり方がベストとも限らないですし、また仕事をするにはそれらを勉強して試験に通らないといけないものの、いらん労力が多すぎる気がします。金額ばっか気にするようになってしまうのも嫌です。なのでもっと体系をシンプルにして、書類作成に力を入れるよりもほんとに納税者の方のお役に立てる存在になるべく、そういう分野を磨きたいです。これらはきっとどの世界でもあることだと思います。

めちゃくちゃ身勝手な意見なのは承知してますが、今回のコロナの後で色々変わっていかないかな、といまだに連休ボケを引きずった頭でボンヤリ妄想しました。そろそろ通常の生活に戻さなければ…。これまで予想だにしなかった申告期限の延長や在宅ワークも一時的にOKになった今が最大のチャンスなのでは！とも思います。税制体系ぜんぶはそう簡単にはいかないですが、とりあえず消費税の計算や添付書類などはもっと直感で分かりやすいようにしてほしいです。

アイキャッチ画像は、今池交差点で見かけた馬の像です。マスク着用でした。

【昨日の一日一新】

・新しいパジャマ

まだ飲んでないですが、クラフトビールを色々買ってきました。通販で注文した作も揃いました。飲み比べるのがたのしみです。