菅原経営さんの経営者塾 高倉豊さん ウブロ、ジバンシィ等を日本で広めた方 ブリコラージュについて学びました
昨日は、菅原経営さんの経営者塾で元ウブロ・ジャパン代表取締役の高倉豊さんのセミナーを受講しました。
博報堂退社後に、ジバンシィ、イヴ・サンローラン、シスレー、タグ・ホイヤー、ウブロと一流外資系企業のトップを次々に経験されたとのこと。
今でこそ日本でも名が通っていますが、海外では一流品でも日本に入ってきたときはどれも知名度がなく、みな高倉さんが仕掛け人で日本に定着させたそうです。
私も、ジバンシィの香水プチ・サンボンのブームは知っていました。
それが高倉さん発信だったとは!ご本人とお会いできて光栄です。
貴重なお話がいただけました。私なりに覚書をします。
ブリコラージュ思考=手持ちの材料で何とかする
とくに印象深かったのがブリコラージュ思考のお話です。
どのブランドでも、一流だが知名度がなく品数も予算も少ない段階で、外国の親法人から
「売上はあげろ。いついつまでに。さもないとクビ」のような無茶ぶりをされます。
本当に売れないと契約解除になり、荷物をまとめて帰るそうです。株主総会ではないんですね…。
何もない状態なので、定番のマーケティング手法はとれません。高倉さんご自身ももともと「人と違うことをする」タイプの方なので、
「完璧な状態だったら君に頼まないよ。この状態で何とかするのが君のミッションだ」とジバンシィからいわれ、開き直って
今あるもので何とかする=ブリコラージュ思考に行きついたとのことです…。
(ラインナップも少ない日本ではまだ無名の)ジバンシィの口紅では、化粧品の売り場すら確保しづらい。
時代はバブル期で、贈り物市場は化粧品より市場規模が大きいです。今よりずっと?男性から女性へプレゼントする風潮もあったそうです(他人事…)。
口紅のキャップに女性の名前を入れてギフトにすることを思いついて大成功し、化粧品としての認知もされていったとのことです。
明確な目標・何としてもやり遂げる・同じ答えはない(アイデアは否定しない)
これが大事で、また色んなデータを俯瞰して、一度に見るくせをつけるとよいとおっしゃってみえました。
ロジカルシンキングでは絶対に出てこない、ひょっとしたら?という直感やアイデアが出てくるのが大事とのことです。
プチサンボンについて
プチサンボンも、フランスではベビー用香水として人気があった商品を、日本では女子高生向けに学校にもつけて行けそうな軽めの香水として売り、今やライト・フレグランスという新しいジャンルも確立しました。私もこのブームの頃(94年ぐらい)、もう女子高生ではなく税理士受験生でしたが、雑誌で見てあこがれ、勉強の合間にお店に探しに行ってました。ほんとにみんなが憧れて、すごいブームでよく覚えています。
リアルで知っていたことと結びついたので、私には一番これが印象深かったですが(懇親会にてお聞きしました)、高級時計や化粧品、フレグランスと商品は違っても根本は同じでした。
そんなシビアな道を切り抜けてみえたとは思えない、とってもエレガントで穏やかな方でした。つけていらっしゃったウブロがとっても素敵でした。芋焼酎がお好きという私との共通点もあって嬉しかったです。ブリコラージュ思考、やってみます。
【昨日の一日一新】
高倉豊さん
綾野 真紀
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