一日一首のペースで短歌を詠み始めて9カ月経ちました 気づいたこといろいろ
短歌を毎日、というか一日一首のペースで詠み始めて今日で275日めです。
祖母や伯父の影響で詠もうと思い始めてから数年経ち、やっと去年の5月の終わりに重い腰を上げました。
もうちょっと早く思い立てば祖母に添削してもらえたのですが…。
伯母も最近詠むようになり、投稿して新聞にも時々載っているようです。あとで知らせてもらうのですが、伯父同様に日常が手に取るようにわかるすてきな和歌で、こんな温かい視点でものごとを見てるのかと毎回心洗われる思いです。
私は、最初にNHK短歌に投稿したきりでその後はどこにも出してませんが、とりあえずあのあとも一日一首のペースで詠んではおります。
すみません、見栄を張ってしまいました。実際は毎日詠む習慣は身に付かないまま今に至っていて、週末に気づいて慌てて1週間分さかのぼってとりあえず詠みなぐる、というのを9カ月続けております。やれば5分ぐらいで一週間分まとめ詠みできます。
なんで私の習慣化は毎回こんなことになるんでしょうか…。
これで毎日続けていることになるかというのは微妙なところで短歌のクオリティもひどいものですが、でもやらないよりはマシ、という精神で止めずに週一のペースで続けています。
いちおうEvernoteに残していて、塵も積もれば山となるで、多分275首あるはずです。ほんとは一日をひとり静かに振り返って、〆に一首残していこうと思っていたのですが…。
ブログに書いてない(書けない・書かない)ものの印象的だったできごとをメインに必死で思い出して一週間7首を5分でひねり出してます。どう頑張っても何も思い出せない日と、詠みたいことがいくつもある日とバラバラです。いくつもあるときは何首か詠むときもあります。
短歌というより31文字の日記かメモです。とりあえずやらないよりはマシの精神で今に至りますが、今夜こそは一日静かに振り返って詠みたいです…。7日で5分と1日1分だったら、かける時間はそう変わらないけど鮮度が変わるのでもっとちがう観点で詠めそうです。まあ少し時間を置いてから詠むのも自分の中でネタが熟成するので、それはそれでいいです。
何でもそうですけど、何か始めるときも準備万端で始めるというより、実際は忙しい日常からなんとかひねり出して時間を割くので毎日やるだけで精いっぱいで、それでいい気もします。詠んだ直後は「こんなひどい歌はとても祖母には見せられない」と後ろめたい気持ちでいっぱいになるのですが、いまざっと見てみると、その時々の気持ちがダイレクトによみがえって、やはり残しておいてよかったと思いました。
その時々で書き残さなければ忘れてしまう感情です。上手な方が詠む歌と違って稚拙な表現のままで文法を無視して気持ちをダイレクトに残している分、余計にそう思いました。
それにすべてまとめ書きだったとして毎回5分×9カ月=約40週で計算すると、かけた時間はトータル200分ですが、いまから200分かけてさかのぼっても9カ月分の出来事はそこまで細かくは思い出せません。
そもそも人間は忘れる生き物ですしこんな凡人の一生など記録する価値ナシではあるのは重々承知してますが、たまーに個人的に振り返るとおもしろかったので、あくまで趣味として気楽に続けようかと思ってます。
もしかしてこの先もっと上手に詠めるようになったらこんなにストレートには伝わらないかもしれないので、このままの路線で続けてもいいかと思いましたが、全く成長がなく意味不明な歌もチラホラあったので、基本は押さえたいところです。(最初から基本にこだわってたらいまだにひとつも詠めてないと思うので、何もわからないまま詠み始めたのはよかったかと思います。)
毎回字余りになりそうなときにもっと効率よく伝えられる表現があるはず、と頭を抱えております。伯父は今から短歌の文語文法を学ぶと言ってました。そこまではまだ難しいですが、詠むペースはこれ以上落とさず、もうちょっと自由に詠めるよう最低限のいろはを学びたいです。
【昨日の一日一新】
・馬ぶどう茶
・ギラギラ 歌ってみた(うろ覚えで79点でした)
・イチゴの白玉あんみつ
綾野 真紀
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