自分の性質に合ってないながらも税理士の仕事ができてよかった あとはどう生かすか
独立して2年半、仕事もブログもいまいちパッとしないながらも何とかさせていただいております。
常々思っていること
・自分の性質に合ってないけど『税理士』を職業に選んだ
・さらに向いてないけどブログを書いている(なんと次でもう1200記事)
せっかく国から許可を頂いているのに、申し訳ないことにこんな気持ちが根底にあるので、ものすごくマイペースなお仕事ぶりです…。
もちろん毎日しっかりとお仕事をさせていただいていますが、税理士が天職で生き生きと仕事をしている方と比べたら、気合の入り方や仕事の広げ方がだいぶ違います。
こんなこと書いててほんとお恥ずかしい…。
向いてない、と思っても嫌ではないので税理士事務所で20年以上勤めて独立までして、続くというのも才能の1つと聞くのでその理論で行くときっと才能はあると考えていいのでしょうか(^^;
自分の性質に合わないことを職業にしてみて 他人からは向いてるとも言われる
自分の性質に合ってない=向いてない、というのは
・大雑把なので細かく数字を合わせたり書類を揃えるのが苦手
・大局的に物事を見るのも苦手
・続けるのが苦手
・小さい頃の憧れの職業ではなかった(保育園の頃あこがれた職業は、ズバリ家事手伝いです)
など、私の性格やこれまでの経験上なんとなく思っているだけなので何の根拠もないです。そういうところを知っている方からは「よくやってるね」と言われたりもしますが、実はほとんどの方(とある尊敬している方を含みます)からは「向いてるね!」と言われるほうが多いです。
本来得られなかったスキルも身に付いた
もっとやる気を出したほうがいいとは思いますが、力み過ぎなくていいのかも。仮に自分の性質に合ってなくても、その状態でも曲がりなりにも「仕事をしていいよ」と国から許可をもらえているので、これをもっと世のため人のために活かしていけないものかと思っています。
いま税理士業務だけをしているので、不得意なことに接すると「向いてない…」と思うのですが、ついでで税理士もできるぐらいに割合を下げればバランスよくやっていけそう。
ただ、「向いてない」はずの税務のお仕事でも、勤務時代から四半世紀続けたおかげで、本能のまま好きなことだけやっていたらきっと身に付きようのなかった細やかなスキルが知らず知らずのうちに備わりました。そして意外に面白いということもわかり、ずっとイヤイヤだったのでなく、振り返ると結構楽しんでいたと思います。
その分仕事がオフになると、本来の性質だと細やかなことが全然できないのでほんとダメ人間になります。あの処理能力がほんの5分でも実生活でも生かせたらいいのに…と怠惰な休日を送るたびに自覚します。逆に、この仕事を選んだおかげで真人間になれてよかったと心底思っています。
励みになった田坂広志さんの言葉(うろ覚え)
もう手元にないのでうろ覚えですが、働き始めて「向いてないのでは…」と悶々としていた時頃に田坂広志さんの本(確か『仕事の思想』という本)で
「どんな仕事でも心を込めて取り組めば○○だよ」
(うろ覚えで肝心の後半の文章が全く思い出せません…磨かれるよ、とかだったと思います)
という一文を見つけて、とても励まされたのを覚えています。実際その通りでした。(後半覚えてないのによく言うわ(^^;)
たまに「私は何をやっているんだろう…」と思ってしまうとき、このようなことを一通り考えて「さて仕事仕事!」と切り替えます。
せっかく頂いた汎用性の高いスキルなので、そのままではなくもっと私に合うようアレンジして使っていこうと思います。
アイキャッチ画像は、内容と全く関係のない名古屋城で見つけた織田信長のパネルです。
【昨日の一日一新】
・今年初の苺ジャム作り 残った苺で適当に作ったのですが、空いたマーマレードの瓶にちょうど入ってよかったです。これから食べます。
・グミサプリ
綾野 真紀
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