平成28年分給与所得の源泉徴収票はA5サイズに変わりました
今、確定申告で使うのは平成27年分の源泉徴収票ですので従来の形式のものです。しかし平成28年分の源泉徴収票は大きさが倍、記載個所も個人番号欄付きでかなり変わっています。
私も中途退職しそうなので早く入手する可能性があります(^^;)
昨日、早速作る機会があったので見てみました。
税務ソフトで早めに確認しておこう
税務ソフトですとバージョンアップしていれば出力可能です。一度観ておくと余イメージできて良いかと思います。
今の時期は混乱しないようにちらっと見るだけでよいかと思います。
ちなみに他の法定調書のサイズは変わりません。
A4用紙に印刷する場合、以前は4種類が一枚に印刷されていましたが、今回より2種類ずつ2枚に印刷されました。
市販の専用紙はまだあまり流通しておらず、これから出荷のところが多そうです。
私の見た限り、A4用紙のレーザープリンター対応のものだけで複写式のものはまだ見当たりませんでした。
普通のA4コピー用紙でも税務ソフトで印刷後裁断すれば使えます。勿論手書きでもOKです。
国税庁HPの参考個所はこちら
国税庁のHPにも、税務署交付用・本人交付用のみの源泉徴収票がアップされていますので、印刷して手書きで作成もできます。
平成27年以前の形式では作れないので、まだ用紙がない場合は税務署に行くかプリントアウトするか、それも難しい場合は年末までまだ時間があるため入手後の発行でよいと思います。
こちらに作成方法が記載されています。
さしあたり本人交付用のみ必要だと思います。
主な変更内容
- 個人番号欄と支払者の個人番号・法人番号記載欄があること、
- 扶養親族欄が大きくなりフルネームで個人番号のほかフリガナ欄もあること
- 住宅借入金等特別控除の内容に記載が細かくなっていること
などがあげられます。
本人交付用は個人番号の記載は不要ですが、税務署提出用の源泉徴収票と市区町村提出の給与支払報告書には記載が必要です。
個人番号を把握する前に退職された場合は実際のところどうなるのでしょうか。実際、多いと思いますのでこれから調べてまた書きます。
提出時期が近づけばまた対応方法が出てくると思います。
【昨日の一日一新】
平成28年分の源泉徴収票作成
綾野 真紀
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