新世界で日曜に開催される、値札の無い『Wマーケット』に興味津々
大阪の新世界市場で日曜日に開催されているWマーケットがTVで紹介されていました。
私はそのニュースで初めて知ったのですが、値札の無いフリーマーケットで、「これなんぼ?」が合言葉。
お客さんがお店の人と交渉して買い物を楽しむとのことです。もちろん値切ります!
といっても普段は価格交渉なんて慣れてないし(独立してからもほとんどしてません…)不安だなあと思いながら観ていたところ。
お店ごとにだいたいの相場が掲示してあり、またシャイで値切るどころか声もかけられない人のために、「これなんぼ?」と「ちょっとまけて!」両面に書かれたプラカードが渡されるので、それを出せばいいみたいです。
また、一定額を買い物すると端数カッターというカードがもらえ、それで端数を切り捨てたりもできるとのことです。おお素晴らしい仕組み!配慮も行き届いていて楽しそう!行ってみたいです。商売の原点を見られて新鮮で、ワクワクしてきました。
ネットでワンクリックで買えてしまう時代だからこそ、エンターテインメントとしてお店の方と値切りの交渉や色々お話をして楽しんでほしいと主催者の方が言ってみえました。
(意味もなく12月に撮った新世界の写真を貼っております 会場はもう少し離れてます)
ただ悲しいかな、楽しそう!と思いながらも同時に余計な感情がいろいろ出てきて、途中から集中できなくなりました…。
「どうやって集計するのかな」
「1つ1つ売上げた金額覚えてるのかな」
「原価率は?」
「値引きはどうなんやろ」
「端数カッターは嬉しいけど計算ややこしそう」
楽しいエンターテインメントなのに、こんなハラハラしながらアドベンチャーのような気持で見たのは私だけでは(^_^;)もちろん実際はちゃんと対応されていると思いますので、全く余計なお世話です。
そんなつもりでこの仕事を選んだわけではなかったのに、いつの間にか私も染まってしまってずいぶん頭が固くなっておりました。
時代の要請で生まれてきた私の職業ではありますが、ついこんな目線で見てしまったりと、時代の流れに合っていないと最近とくに感じることが多いです。
中でもこの私自身の自動思考が一番まずかったです。申告ありきで考えるのでなく、楽しいアイデアを好きな形で商売にし、それを円滑にフォローしていく、というのが理想であったのに。
いま読みかけている佐渡島さんの本にも「インターネットによる、なめらかな社会」という章があり、感銘を受けました。そのかたわらで、なめらかどころかこんなにツッコミ入れまくるようではちょっと…。
申告の方法はいずれ変わっていくので、先に申告ありきの発想をどげんかせんといかんです(もちろん申告のことも考えますが)。
せっかく世の中の流れも自由でオープンになってきているので、その流れにのって柔軟にフォローした方が、もっと可能性も広がります。観てからだいぶ反省しました。
通天閣タワーのもう少し奥の新世界市場が会場だそうです。また行って、しくみを体験したいです。
【昨日の一日一新】
・関谷醸造の米粉麺を食べた
日曜に買った米粉麺を早速いただきました。盛岡冷麺のたれがついていて、冷麺よりは少しやわらかめの麺でした。美味しかったです!
綾野 真紀
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