両口屋是清さんの和菓子教室 干し柿入りあんこで和菓子を作りました
昨日は両口屋是清さんの和菓子教室、秋のコースの最終回でした。
(ちょっと斜めから撮りました このあと猛ダッシュ)
今回は干し柿入りあんこで和菓子を2種類作りました。
右がういろう製の“枯露柿”というお菓子で、小豆こし餡&刻んだ干し柿を混ぜた小豆柿餡を芯に入れてます。いちおう干し柿のかたちをイメージしていますが、わかりますでしょうか。
左が白餡&刻んだ干し柿を通し(ザル)で濾してきんとんにしたもので、“山里柿“という名前です。柿と言うよりは写真だとウニにしか見えず、里の風情どころか海の幸になってしまいました(^^;)でも美味しかったです。
柿をかたどったお菓子の形状は3パターンぐらいあるそうで、木に実っているところ(四角い柿)、干しているところ、干し終わって粉が吹いているところ(今回)などがメジャーなようです。
今回は2つとも完成したあんこをに柿を混ぜて、それを成形しただけだったので早く終わって楽ちんでした。以下、ハイライトシーンだけお送りします。
まずは、ういろう製の“枯露柿“です。ういろう生地で柿小豆餡を包んだところです。
ういろう生地は扱いやすくて好きです。上達したかと思ってしまいます。
1つだけ先生が包んでくださいましたが、わからないですよね?と思いましたが、やっぱり右上のがひときわ綺麗です。
このあと柿らしくへこませます。
ヘタをつけ、干した後のように片栗粉をかけてできあがりです。ヘタが大きすぎ、粉が雑すぎましたが何とか干し柿にみえるでしょうかね。
続いてきんとん製の“山里柿”です。白餡の生餡と柿のみじん切りを混ぜます。
クリームチーズのような見た目で、おいしそうです。このままパンに付けてもよさそうです。
大きめの通しで濾してきんとんをつくります。
干し柿の粘り気で成形しやすく、こちらも上達したかと勘違いしそうになりました。仕上がりはそうでもないですが…。
見本はこちらです。やはり上品で、私のとは全然ちがいますね。ウニのかけらもないですし、ヘタが大きいと野暮ったくなるのがよくわかりました。
いまは去年の冷凍干し柿を使って作られるそうです。柿餡は混ぜるだけで簡単なので、干し柿が出来たら自分でもやってみたいです。
今回は作ったお菓子を食べず、デモンストレーションで作られたチョコレート餡をその場でどら焼きにしてもらって頂きました。
こちら、ヴァローナのチョコと白生餡、その他諸々をまぜているところです。ヴァローナは製菓用の最高級チョコで、美味しいチョコレート菓子はヴァローナのチョコが結構使われています。今回のも1キロ5千円近くするとか!もはや牛肉並みです。
白餡はクセがなく、またチョコレートと混ぜても白くならないのでチョコレート餡には小豆餡ではなく白餡がいいとのこと。
そして、こんな感じで焼いてくださいました。
どうやったらこんなに同じ大きさで均等に焼けるんでしょう!
ひっくり返すコツなどお聞きしました。和菓子はパンや洋菓子作りと違って、小豆の香りぐらいしかしないので、ずっといい香りがして幸せな気分でした。
出来立てを頂きました。千なりとは違って少し薄い生地です。
見た目は小豆のあんこにみえますが、チョコレートの風味が効いていてとてもおいしかったです。さすがヴァローナ!チョコクリームとはまた違っています。個人的にはチョコレート餡の方が好きです。
毎回(教室でつくったあんこで)コレが食べたいです!とリクエストしました。へんなこと言ってしまって、次回の抽選に響かないか心配です。(そんなのは一切関係なくくじ引きらしいですが)どうか当たりますように。
【昨日の一日一新】
・柿のお菓子 枯露柿と山里柿
・通販で頼んだモバイルWi-Fiが届く
・同じくノートパソコンも届く
昨日の午後注文して、翌日午前中に届きました。設定はこれからです。
綾野 真紀
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