倉美紀さんの和紙スイーツ展に行きました 12/2まで“紙の温度“さんにて開催されています
昨日は倉美紀さんの和紙スイーツ展に行ってきました。
会場は、熱田神宮近くの紙の温度さんです。色んな種類のすてきな紙が置いてあるお店です。個展はこの中のギャラリーにて、12月2日まで開催されています。
倉さんとは、和菓子教室で知り合いました。
とてもお上手なうえにおきれいな方で、同じテーブルで仲良くさせていただけて、ほんと嬉しかったです。
秋のコースから別々になり、連絡先までは交換してなかったので残念に思っていたところ、なんと街でばったり再会!私の念力が通じたのでしょうか(こわい)
お互いいつも通らない場所&時間帯だっただけに、偶然に感謝してます。
きれいなうえに凛とされてて、何をされている方なんだろうとひそかに思っていたら、なんと和紙でスイーツを作られているとのこと。
和紙スイーツは、倉さんのオリジナルです。商標登録もされてみえます。すごいです!
やはり素敵な方は素敵なお仕事をされていると、改めて納得した次第です。10年目の個展をされるということで、初日に行ってまいりました。
今回は特別に倉さんの許可を得たので、写真&ブログ掲載させていただきます。(ありがとうございます)
和紙スイーツを撮影したカレンダーを毎年作られてみえて、今回はその10年分のなかから月ごとにセレクトしたものを展示されていました。
みんな和紙でできているんです!本物みたい、というより本物よりかわいいです。ただし食べられません。
真ん中のビスケットのなんて、「ポケットのなかにはビスケットがひとつ~♪」の世界のそのまんまです!
スイーツにはそれぞれ物語もあって、倉さんにそのときの思いをお聞きしながら、たっぷり堪能させていただきました。
色も微妙なグラデーションが施されています。お菓子の焼き具合がリアルでした。
あとで色をつけるのではなく、とっても薄い和紙を何枚か重ねて表現されるとのこと。
そしてよく見ると、ものすごく細かい技が使われているんです。
一旦紙をより合わせて紐にしたものをさらに包んだり、実際のお菓子の焼き型を使って作られたり。イメージをかたちにするテクニックが、ほんとに見事でした。
デザインも作り方もどうやって思いつかれるんでしょう!
オリジナルなのできっと難しいことも多いと思いますが、楽しんでされているのが作品からもすごく伝わってきました。
紙の柄を活かして、そこからデザインの発想をされたりもするそうです。
和菓子を習われるようになって、さらに作る世界も広がったとのこと。
Oh、私は何も考えずに習っておりました!恥ずかしい。私もただ食べるだけでなく、なにかに生かしてみたいです。
また、倉さんはそういう出来上がったときの感動や、実際そのお菓子を食べるときの至福のひととき、こういう瞬間を重ねるのが嬉しくて、大切にされているとのこと。
普段、指を動かすと言えばもくもくとキーボードを叩くぐらいで、紙でなにか作るのは折り鶴が限度の不器用すぎる私。
このままではどんどん五感が退化していって、ちょっとまずいのではないかと心配になってきました…。
せめてもうちょっと日常にカラフルでかわいいものを置こうと、倉さんのポストカードと来年のカレンダーを買ってきました。
チラ見せですが、もう本物じゃないですか。うっとりします。食べたいです(ダメです)。
来年のカレンダーに載った作品も一部展示されており、とっても素敵でした。あとは使うときのお楽しみにします♪
会場は、熱田神宮やうなぎの蓬莱軒さんにも近いです。写真以外にも沢山すてきなお作品がありましたので、ぜひ間近でご覧ください。
また、紙の温度さんには普段見かけないような素敵な紙がとても多く、スイーツは無理でもラッピングなら私でも使えるかも。また改めて行ってみたいと思いました。
倉さん、どうもありがとうございました!
【昨日の一日一新】
紙の温度
和紙スイーツ
綾野 真紀
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