浴衣を自分で仕立てるという2年半ごしの願望をかなえます『Soba Café 日本の暮らし 』の内藤さんと一緒に反物を選びました
2年半前からとまっていたことがやっと動き始めました。ブランクがあって少し不安でしたが、なんとか一歩踏み出せて、楽しみになってきました。
2019年7月31日にこのクラウドファンディングのイベントに参加し、
覚王山の『Soba Café 日本の暮らし』オーナー内藤裕子さんのクラウドファンディング「蕎麦打ち@Paris」のキックオフイベントに参加しました
一番面白そうだったリターン=教わりながら自分で浴衣を仕立てる、というのを選びました。内藤さんは和裁教室もされていて、以前から少し興味があり、反物選びから相談に乗ってもらえるのでちょうどいい機会だと思って申し込みました。
その後内藤さんは無事に2019年11月にパリまで蕎麦打ちにも行かれ、あとは浴衣を仕立てるばかりでした。
ただ12月だとこれから生地を買うにもシーズンが終わっていて、目ぼしい生地がないかもしれず、また仕立てるにしても確定申告の時期とかぶってきます。
なので、確定申告が終わって一息ついた頃だとちょうど新シーズンの生地が沢山出回るとのことで、春まで待つことにしました。そこから週1回和裁教室に通えば、夏に間に合うように仕立てられそうです。
という段取りだったのですが…。直後のコロナ禍で、イベントもなくなり浴衣生地も出回らなくて買え無さそうで2020年は延期、さらに2021年も同じ状態だったので結局2年連続延期しました。
でもパリ行き自体はコロナ禍前に完了されていて、ほんとによかったです。今年はぼちぼち生地が出回ってきそうなので、早めに買いに行く日を決めて昨日一緒にお店に行きました。
浴衣についてほんとうに何も知識がなく、仕立てるときにいったいどこでどのように生地を選べばいいか全くわからなかったので、詳しい内藤さんから色々アドバイスを受けられてよかったです。
出来上がった浴衣を選ぶときとは違って今回は自分で仕立てるので、縫いやすさも決め手となります。フロアにはすてきな生地が沢山あって、1つ1つ見て行ったら半日かかるのではと思いましたが、柄や材質などについてお店の方と内藤さんからアドバイスを頂いてかなりジャンルが絞られました。
優柔不断な私ですが、着いて10分あまりでめでたく決定しました。たぶんファミレスより早かったのではと思います。
三重出身なので、伊勢型紙に飛びつきました。
そう言えば大学の時に伊勢型紙同好会に入っていました。かんたんな切り絵レベルですが伊勢型紙で色々掘ったりしていました。縁を感じて伊勢型紙デザインの物から選び、柄合わせがしやすそうで色もオーソドックスで長く着られそうなものにしました。あわせて帯も買いました。
下駄はまだ買ってないのですが、25センチの私にも入る大きめですてきなブランドを教わったので、後日選ぼうと思います。
その後ゆっくり他の生地も拝見しましたが、どれも美しいこと!新たな扉が開いた気がします。自分で仕立てられるならもっと鼻息荒くなったと思いますが、見るだけでもとても幸せな気分になれました。
生地を買うまで2年半かかりましたが、生地を買えたことで大きく前進した気がします。内藤さんありがとうございました。月末からスタートし、今年の夏に間に合うように取り組みます。
ただ1点、濃い色の生地は細かい作業をするとき見えにくいそうで、この2年で一気に目が悪くなったのでそこだけ心配です。思い立ったが吉日というのを今回色んな意味で実感しました。なるべく明るい場所で無理せず頑張ります。
こっそりお蔵入りするといけないので、浴衣づくりの一部始終はまたブログに書いていきます。
【昨日の一日一新】
・カフェワン
・着物の問屋さん
綾野 真紀
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